★消費税は10%になる?

 

消費税入門の入門 (改訂八版)

消費税入門の入門 (改訂八版)

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


先週、ダイヤモンドオンラインさんに、記事を掲載させていただ
きました。


安倍総理続投が日本の国益、辞めれば習近平が大喜びする理由

http://diamond.jp/articles/-/137190
(●スマホ、携帯で読めない場合は」、PCでご一読ください)


どの新聞を見ても、「安倍内閣支持率急落」と書いてある。

毎日新聞の調査では「支持率26%」とある。

それで、「相当バッシングされるだろうな」と覚悟して書きまし
た。


ところが蓋を開けてみれば、ダイヤモンドオンラインさんのラン
キングで1位。

「いいね!」が10000を超えました。

もちろん批判も多々ありますが、想定よりもはるかに少なく、ホ
ッとしています。


ちなみに、先日テレビをみていたら、「安倍内閣の支持率、4カ月
ぶりに上昇」だそうです。

このまま、踏ん張っていただきたいと思います。


ところで。

「安倍続投が日本の国益」と書く私は、「安倍信者」ではありま
せん。

ダイヤモンドオンラインの記事にもこう書いています。


<はじめに断っておくが、筆者は「安倍信者」ではない。

現政権の政策に同意できないことは、たくさんある。

たとえば、「消費税引き上げ」「3K外国人労働者大量受け入れ」
「残業代ゼロ法案」など。>


この「消費税引き上げ」について、安倍総理は先日、こんな発
言をされています。

 

<首相、10%への消費増税「予定通り」 19年10月に

朝日新聞DIGITAL 8/5(土) 19:31配信

 安倍晋三首相は5日、読売テレビの番組で、2019年10
月の消費税率10%への引き上げについて、「予定通り行って
いく考えだ」と述べた。

「2020年度のPB(基礎的財政収支)黒字化と同時に累積
債務の対GDP比を抑えていく。この二つの目標に向かって、
しっかり経済運営を行っていきたい」とし、財政再建と経済成
長の両方をめざす考えを強調した。>

 

嗚呼。

2019年10月、消費税を10%にするそうです。

思いだしてみましょう。


消費税は2014年4月、5%から8%に引き上げられました。

皆さん、2013年、アベノミクスへの期待、ものすごかったで
すね。

しかし、消費税引き上げで、はっきり失速した。

(2013年のGDP成長率は2%、消費税が引き上げられた14年は、
0.34%)


同年11月、総理は、「消費税再引き上げ延期」を決断します。

それで、8%から10%への引き上げは、「17年4月」まで延期
された。


2016年5月、総理は、引き上げをさらに2年半延期すると発表
した。

それで、消費税が10%になるのは、「19年10月」と決まった。


安倍総理は今回、「19年10月には予定どおり行っていく」と
宣言されました。

 

▼日本経済の見通し

 

消費税を引き上げると、当たり前ですが消費が減ります。

消費が減れば、作っても売れないので、生産も減ります。

売上と利益が減るので、企業も個人も所得が減る。


ところが、これで流れは止まりません。

所得が減れば、手持ちの金が減るので、さらに消費を減
らすでしょう?

そうすると、さらに生産も減り、所得も減る。

こうして、

消費減→生産減→所得減→さらに消費減→さらに生産減

→さらに所得減→(以下同じプロセスの繰り返し。)

という、「不景気スパイラル」がはじまってしまいます。


だから、消費税は引き上げない方がいい。

(よほど好景気でないかぎり。)


安倍総理には、「消費税引き上げはやめる!」と宣言して
いただきたい。

それで、支持率も回復することでしょう。


しかし、予定通り19年10月に引き上げられたらどうなるので
しょう?

皆さんご存知のように、現在日本の景気は悪くありません。

特に雇用状況の改善が著しい。

有効求人倍率は6月、1.51。

これは、43年ぶりの高水準だそうです。

さらに、「東京オリンピックミニバブル」もある。


というわけで、世界的大事件が起こらなければ、日本の景気
はしばらくよさそうです。

しかし19年10月に、消費税が引き上げられる。

そして、2020年夏、東京オリンピックバブルが終わる。

2020年後半から暗雲ということですね。


そうはいっても、ここ3年間で何が起こるかわかりません。

朝鮮半島で戦争が起こるかもしれない。

それで、日本も「集団的自衛権行使」で「参戦」になるかもしれ
ない。

あるいは、尖閣をめぐって日本と中国の武力衝突になるかもしれ
ない。


しょっちゅう書いていますが、今の世界は1930年代並に変化が激
しく、予測が難しくなっています。


しかし、一ついえることは、「孤立しないでいきましょう」とい
うこと。

80年前日本は、アメリカ、イギリス、ソ連が支援する中国と戦争
をしていました。

4大国を敵にして勝てるはずがない。


今回は、同じ過ちを繰り返さないよう、

アメリカ、インド、欧州、ロシア、オーストラリア、東南アジア

などとの関係を、さらに強化しつづけていきましょう。