★北朝鮮ICBM発射で何が変わった?

 

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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


皆さんご存知だと思いますが、北朝鮮は7月4日、「大陸間弾道
ミサイル」(ICBM)の発射実験をしました。

これで、世界情勢は、何が変わったのでしょうか?

 

▼北のICBM発射で何が変わった?

 

まず、経緯から見てみましょう。

 

<北、ICBMは核弾頭搭載可能と主張 金氏「米独立記念日の贈
り物」

7/5(水) 8:13配信

【AFP=時事】(更新)北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は
5日、前日に発射に成功したと発表した大陸間弾道ミサイル
ICBM)について、大気圏へ再突入できる「大型で大重量の核
弾頭」を搭載する能力があると報じた。

金正恩キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長
ICBMは「米国のろくでなしどもへの贈り物」と述べたとも伝
えた。>

 

発射に成功したのは、


ICBM

・核弾頭を搭載する能力がある


と宣言しました。

「またまたまた~~。いつものホラでしょ?」


ところが、アメリカ政府も、「あれはICBMだった」と認めています。

 

<米政府、北朝鮮ICBM発射実験を確認

BBC News Japan 7/5(水) 11:14配信

米政府、北朝鮮ICBM発射実験を確認

北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルについて、米政府は同日、北
朝鮮が主張しているとおり、大陸間弾道ミサイルICBM)だった
と確認した。

レックス・ティラーソン国務長官は、米国や世界に対する「脅威が
さらに深刻化した」とし、米国は「核武装した北朝鮮を絶対に容認
しない」と述べた。>

 

さて、北朝鮮ICBM発射実験に成功した前と後で何が変わったので
しょうか?

答えはこれです。


<米政府関係者は、北朝鮮のミサイルがアラスカ州まで到達できる
ようになった可能性があるとみている。>

(同上)

 

北朝鮮のミサイルがアラスカ州まで到達できる」


別の言葉で、「北朝鮮は、アメリカをミサイル攻撃できる」

ひょっとしたら、「北朝鮮は、アメリカを【核攻撃】できる」。


これが、2017年7月4日前と後の、巨大な変化です。

 

▼状況は、もっと悪くなる

 

北朝鮮が、はじめて「地下核実験」を実施したのは、2006年10月。

当時、「専門家」は、「あれは、ホントに核兵器なのかわからない」
などといっていました。

あれから11年が過ぎた。


北朝鮮核兵器保有していることを疑う国はありません。

そして、ICBMの発射実験に成功したこと、アメリカも認めている。


このままだと、北朝鮮の技術はますます進歩し、5年後には「ア
メリカ全土を核攻撃できる能力」を獲得するかもしれません。

つまり、アメリカにとっての状況は今後、「悪くなる一方」なの
です。


現状見ると、北朝鮮のミサイルが届くのはアラスカまで。

ホントに核を搭載できるか、わからない。


この先、状況がますます悪くなることを考えると、


「アメリカが北朝鮮を攻撃するなら、今しかない」


といえます。

しかし・・・。

 

▼人質になっている韓国人100万人

 

論理的に考えれば、アメリカが北朝鮮を攻めるなら今です。


では、なぜアフガン、イラクリビアのように、「サクッと」攻撃
できないのか?

アメリカが北朝鮮を攻撃しても、今なら、北がアメリカ本土に反撃
することは、ほとんどできないでしょう。


しかし、北朝鮮は、韓国を攻撃できます。

それで、「最低100万人の韓国人が殺される」といわれている。

この犠牲を考えると、アメリカ軍は戦争を始めることができない。

つまり、韓国人100万人は、事実上「北朝鮮の人質になっている」の
です。


「100万人死ぬ可能性が高い」とわかっていながら戦争をはじめるの
は、


第1に、悪いことです。

第2に、「トランプが戦争を開始したせいで100万人が殺された!」
と永遠に悪名が残る可能性があります。


アメリカの現状は、

1、北朝鮮ICBM発射実験に成功し、アメリカを攻撃できる能力を
獲得した。

2、現在、北朝鮮が攻撃できる可能性があるのはアラスカだけ。

しかし、5年後には「アメリカ全土を核攻撃できる能力」をもつよ
うになるだろう。

つまり、状況はますます悪化しつづけていく。


3、よって、北朝鮮を攻撃して、核兵器とミサイルを破壊するなら、
今がその時である。

4、しかし、北を攻撃すれば、韓国人100万人が死ぬ。


こういう現状なのです。

 

▼オロオロするトランプ

 

「攻めるに攻められない」状況に置かれたトランプ。

4日のニュースを聞いて、以下のような反応をしています。

 

<米国のドナルド・トランプ大統領もミサイル発射から時間を置か
ずに反応した。

トランプ氏は4日、金正恩氏についてとみられるツイートで、


「こいつはもっとほかにまともなやるはないのか」


と書いた。>(同上)


「いつものように強気なのかな?」と思えます。

しかし。

 

<「韓国と日本がこれ以上我慢するとは思えない。

もしかしたら中国が北朝鮮にすごい事をして、このナンセンスに一
気に終わらせるかもしれない」>(同上)

 

韓国、日本、中国に責任を押しつけています。

実際、日本も韓国も、「これ以上我慢する」に決まっています。

北朝鮮は、アメリカだとアラスカしか攻撃できませんが、

日本や韓国なら、いくらでも攻撃できるからです。

最悪、「核ミサイルが日本に飛んでくる」ことまで想定しなけれ
ばならない。


「中国がこのナンセンスを終わらせる」はずがありません。

北朝鮮の核、ターゲットは、日本、アメリカ、韓国なのですから。

そして、中国とロシアにとって北朝鮮は、「アメリカの侵略を止め
てくれる、

『強い防波堤』『緩衝国家』」です。


だから、中国とロシアは、「話し合いによる解決」を主張しつづけ
ていくことでしょう。


「100万人の韓国人を犠牲にして、アメリカを守るか?」

「100万人の韓国人の犠牲を回避するために、アメリカ全土を危険
にさらすか?」


皆さんが、アメリカ大統領だったら、どうしますか?