フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

★【実例】アメリカ機密情報のお値段は???

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


大統領就任前は、中国を「主敵」としていたトランプさん。

その後、北朝鮮問題などもあり、中国と和解しています。

トランプは、自他ともに認める親ロシア。

こちらは、「ロシア・ゲート」の圧力があり、本人の意志と関わら
ず、なかなか関係が改善していない。

現状は、「結局、AIIB事件前のオバマさんと変わらないよね~」と
いう感じです。

しかし、米中関係が一見穏やかでも、水面下では活発な「工作」が
おこなわれています。

特に、「中国側の工作」は、1年365日、休むことがありません。

今回は、そんなお話。

 

▼中国に機密情報を売った、元国務省職員

 

時事=AFP6月23日に、興味深い記事が載っています。

 

<中国に防衛秘密を売った元国務省職員を逮捕・起訴、米国

時事=AFP 6/23(金) 12:22配信

【AFP=時事】米国務省外交保安局(Bureau of Diplomatic Se
curity)の元特別捜査官が22日、米国の防衛に関わる秘密情報
を中国に売り渡したとして逮捕・起訴された。>

 

国務省外交保安局の元特別捜査官が、秘密情報を中国に売っ
て逮捕されたそうです。

これって、「悪を取り締まる側自身が、悪をしていた」という
ことですね。

もう少し詳しくみてみましょう。

 

<司法省の発表によると、米バージニア(Virginia)州リース
バーグ(Leesburg)のケビン・マロリー(Kevin Mallory)被告
(60)は今年3月から4月にかけて中国・上海(Shanghai)に旅
行した際、中国の情報機関員に機密文書を売り渡したとされる。>

(同上)

 

上海に旅行した際、「中国の情報機関に機密文書を売った」そ
うです。

それで、マロニーさんは、中国から金をもらった。

いくらだと思います?

答えを、紙に書いてから、読み進めてください。

 

<問題となっている文書の出所や内容は明らかにされていないが
「防衛情報」とされており、マロリー被告はこの対価として2万5
000ドル(約280万円)を受け取った。>(同上)

 

280万円・・・・・。

この数字を聞いて、皆さんはどう思われましたか?

私は、「安い!」と思いました。

理由は、後述します。

 

<マロリー被告は米陸軍を経て米外交官や訪米した外国要人の警護
国務省職員のセキュリティー関連事件の捜査などを担当する国務
外交保安局の特別捜査官になり、退官後はさまざまな政府機関か
ら仕事を請け負っていた。

 標準中国語を流ちょうに話せるマロリー被告は2012年まで、中国
、台湾、イラク、米首都ワシントン(Washington D.C.)で「極秘
情報」を閲覧できる立場にあった。

米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は同被告が中央情報局
(CIA)に勤務していたと報じている。>

 

CIAに勤務していた!

CIAの「モグラ」ですね。

 

< 起訴状によると、マロリー被告は今年2月、ソーシャルメディ
アを通じて中国側の「リクルーター」と連絡を取り、翌月からの
上海への旅行と中国の情報機関員との面会を手配させたという。>

(同上)

 

ソーシャルメディアを通じて連絡をとり・・・」


面白いです。

CIA勤務の方が、「ソーシャルメディアで連絡とっても安全」と
思ったのでしょうか?

私がソ連に行ったばかりのころ、

「電話で重要な話をしないほうがいい。聞かれているからね」

と警告されました。


今風にいえば、

ソーシャルメディアで重要な話をしないほうがいい。読ま
れているからね」

ということでしょう。


さて、情報のお値段が280万円は「安い!」と書きました。

その理由は、こちらです。

 

<マロリー被告は外国政府への防衛情報引き渡しと連邦捜査局
(FBI)捜査官に対する虚偽の陳述の罪が問われており、有罪に
なれば終身刑を言い渡される可能性がある。>(同上)

 

終身刑を言い渡される可能性がある」そうです。


マロリーさんは、「死ぬまで刑務所にいるリスク」をとって、

「280万円」で「国家機密」を売ってしまった。

皆さん、「280万円やるから、死ぬまで刑務所にいてくれ!」と
いわれたら、「おお!やります!」となりますか?


それにしても、中国の「諜報力」「工作力」は侮れません。

噂ですが、日本の政治家さんでも、取り込まれている人がかなり
いるそうです。

油断禁物ですね。