★韓国の悲劇~米中の板挟みで苦悩する文政権

 

今こそ、韓国に謝ろう

今こそ、韓国に謝ろう

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


韓国の大統領になったばかりの文在寅(ムン・ジェイン)さん。

はやくも、アメリカと中国に挟まれ厳しい状況にあるようです。

 

▼韓国のこれまで

 

韓国といえば、もちろんアメリカの同盟国。

しかし08年、リーマン・ショックからアメリカ発「100年に1度
の大不況」がはじまると、米韓関係がおかしくなってきました。

韓国は、「アメリカは沈んだ」と認識。

「沈まなかった中国」に接近しはじめた。


当時の大統領は、李明博さんでした。

彼は2012年8月、竹島に上陸。

さらに、同月、「日王が韓国に来たければ謝罪せよ!」と天皇
陛下を侮辱した。

日本は、この発言を許しませんでした。

日韓関係は、最悪になってしまいます。


2013年、朴槿恵さんが大統領になります。

この方は、露骨に中国に接近しました。

「日本の悪口をいうことで」中国に擦り寄っていった。

朴槿恵さんの時代、欧米のあちこちで「慰安婦像建立プロジェクト」
が実行され、日本人を怒らせました。

しかし、2015年12月の慰安婦合意以降、朴さんは、日本、アメリカ
との関係を改善させ、

中国と距離をとるようになります。

理由は、「中国が北朝鮮から韓国を守る気がないことを理解したか
ら」だとか。

朴政権は、2016年7月、THAADを配備すると発表。

中国と韓国の関係は、最悪になってしまいます。

2017年3月、皆さんご存知のように、朴さんは弾劾され、失脚しま
した。

反日大統領の哀れな末路です。

 

▼中国、「THAADを見せろ!」要求

 

韓国、最大の悩みは、「アメリカと中国の板挟みになっていること」
でしょう。

中国は、「THAADを見せろ!」と文政権に要求しています。

 

<韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が外交に苦慮している。

米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD」に強く反発する中国から、
施設の視察を要求されたのだ。

中国と話し合う姿勢を見せていた文氏だが、その思いが袖にされた
形だ。>

夕刊フジ 6月19日)

 

なぜ、中国はTHAADを見たいのでしょうか?

 

<「中国側はTHAADレーダーが中国本土を探知可能かどうか
直接確認したがっている。

(中国が)韓国政府だけでなく、さまざまな外交・民間ルートを
通じ、同様の要求を行っていると聞いている」

韓国紙、朝鮮日報(日本語版)が14日、青瓦台(大統領府)関
係者の話として伝えた。>(同上)

 

<「中国側はTHAADレーダーが中国本土を探知可能かどうか
直接確認したがっている。>


そうなんです。

中国は、「THAADは、対北朝鮮だけではなく、対中国でもある」と
疑っている。

「違うのなら見せろ!」と。


韓国は、「嫌です!」とはっきりいえばよさそうなものですが。

なぜ拒否できないのでしょうか?

 

青瓦台は対応に苦慮し、関係者は「中国の要求が無理な内容で
あることは事実だが、THAAD配備に対する中国側の反発が強
まる状況で要求を一蹴することも難しい状況だ」と話したという。

それはそうだろう。

昨年7月にTHAADの韓国配備が決まってから、中国は「禁韓
令」を連発し、中国のドラマや映画、バラエティー、広告などか
ら韓流スターが排除される動きが拡大した。

対象は化粧品や旅行にまでおよび、韓国で大騒ぎとなったからだ。>

 

そうなんです。

中国は、THAADが原因で、韓国に事実上の「経済制裁」を課してい
る。

日本全国、どこにいっても中国人観光客があふれている。

韓国も以前はそんな状況だった。

ところが、習近平の命令で、中国人が韓国に来なくなってしまった。

その他、あらゆる分野で事実上の制裁が課され、韓国経済は苦境に
立たされている。


「じゃあ、見せちゃえばいいじゃん」という人もいるかもしれませ
ん。

しかし・・・。

 

< 中国の反発を考えれば、要求を受け入れるのも一つの手だ。

だが、THAADは北朝鮮のミサイルから韓国を守る要であり、
同盟国である米国との関係を考えても、簡単に中国の要望をか
なえるわけにはいかない。>(同上)

 

そりゃあ、そうですね。

アメリカ最大の「仮想敵」中国に、軍事機密を見せることにな
るのですから。

 

< 現に、文政権がTHAADの本格稼働を遅らせる動きを見
せると、ドナルド・トランプ米大統領ホワイトハウスに「狂
犬」ジェームズ・マティス国防長官らを集め、協議を行った。

今月29日から予定されている米韓首脳会談でもTHAADは
重要議題の一つになるとみられ、文氏が対応を誤れば、韓国の
安全保障を担う米韓同盟に亀裂が走る恐れがある。>

(同上)

 

嗚呼、板挟み・・・。

 

▼韓国の悲劇は、なぜ終わらない

 

韓国の歴史は、「悲劇の歴史」です。

この国の不幸の原因は、「地理」「位置」によるもの。

なぜ?

韓国は、日本、中国、ロシアという三大国から狙われる位置にある。

日本は、韓国のために中国(清)、ロシアと戦いました。

そして、中国にもロシアにも勝利し、韓国を併合した。


しかし、日本は1945年に敗戦し、韓国は独立をはたします。

日本は、朝鮮半島から消えましたが、今度は、

アメリカと中ソ冷戦の「最前線」になってしまった。

アメリカは韓国を支援し、中国・ソ連北朝鮮を支援する。

それで、1950年、朝鮮戦争が勃発しました。


1991年末、ソ連が崩壊し、以後ロシアは、朝鮮半島への関与を
減らしています。

しかし、韓国をめぐるアメリカと中国の争いはつづいている。


このように、大国に囲まれた韓国の悲劇は、とどまることをしり
ません。

似たような状況にあるのが、EUとロシアの間にあるウクライナ
すね。


海に守られた日本は、とてもラッキーです。