フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

★フランス・マクロン大統領誕生で、世界はどう変わる?

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


皆さんご存知のように、フランス大統領選挙で、ナショナリスト
のルペンさんが負け、

グローバリストのマクロンさんが勝ちました。

マクロンさんについては、これまで2回記事を出しました。


・経歴(歳の差略奪婚で、逆に人気者に。ロスチャイルド系エリ
ート)

http://www.mag2.com/p/news/247564

・今回の選挙の意味(ナショナリスト対グローバリスト)

http://www.mag2.com/p/news/248804


まだの方は、こちらをまずお読みください。

理解が深まります。

 

▼EU崩壊の危機は、ひとまず回避された

 

ルペンさんは、「大統領になったらEU離脱の是非を問う国民投票
を行う!」と宣言していました。

つまり、彼女が大統領になったらEUは事実上崩壊する可能性が
あった。

しかし、マクロンさんが勝ったことで、EUは救われました。


そうはいっても、EUの未来は、あまり明るくありません。

中東・北アフリカ、つまりイスラム圏から大量難民を受け入れつ
づけることで、

長期的に「欧州キリスト教圏」は、「イスラム圏」に飲み込まれ
てしまうでしょう。

(もちろん難民の皆さんはかわいそうで、救済すべきですが、E
Uに与える影響は、客観的に見る必要があります。)

 

▼アメリカとの関係は、改善される

 

アメリカのトランプ大統領は、同じナショナリストのルペンさん
を応援していました。

フランスのオランドさんは、ヒラリー支持で、トランプをバカに
していたので、仲がよくなかった。

今回、ルペンさんが負けて、トランプはがっかりしたことでしょ
う。

とはいえ、アメリカとフランスの関係は、今よりマシになりそう
です。

理由は、トランプさん自身が圧力に負け、「オバマ化」している
から。

 

▼ロシアとの関係は、いまと変わらず

 

フランスは、クリミア併合後、ロシアに制裁しています。

プーチンは、ナショナリストのルペンさんを応援していました。

ルペンさんは今年1月、「私が大統領になったら、『クリミアは、
ロシアの領土』と認める」と発言していた。

しかし、ルペンさんが負けたので、プーチンはがっかりしたこと
でしょう。

フランスとロシアの関係は、オランド時代とかわらないだろうと
思います。

つまり、フランスは、対ロシア制裁をつづける。

(トランプが、制裁解除を決断したら、それにつづくと思います
が。)

しかし、ウクライナ問題では、ロシアと協力をつづける。

あまり聞かなくなったウクライナ内戦。

2015年2月、オランド、プーチンメルケル、ポロシェンコが、
停戦合意に達しました。(ミンスク合意)

その後も、小規模な戦闘はありますが、一応この合意がいまも
継続していることになっています。

フランスとロシアは、ここで協力関係にある。

 

▼中国との関係は良好

 

オランドさんは2015年3月、オバマさんを裏切って中国主導
「AIIB」への参加を決めました。

欧州は、「親米」と思われがちですが、

イギリス、ドイツ、フランスの「欧州3大国」は、「親中」で
もあります。

欧州は、中国から離れているので、この国の「脅威」を感じ
ません。

逆に、距離が近いロシアの距離を感じる。

それで、中国については、真っ先に「金儲け」のことを考え
てしまう。

だから、親中なのです。

彼らにとっては、「尖閣問題」「南シナ海埋め立て問題」は、
正直どうでもいいこと。


習近平、2015~2016年は、「中国の夢」を追いすぎてナショ
ナリストになり、

グローバルエリートに嫌われていました。

しかし、2017年1月のダボス会議で、「グローバリズム絶対支
持宣言」をし、

エリート達と和解しています。

マクロンさんもそっち系(エリート・グローバリスト)ですの
で、中国とはうまくやっていくことでしょう。

 

▼日本との関係は変わらず

 

安倍総理は、「日本を取り戻す!」「東京裁判は勝者の断罪!」
「侵略の定義は定まっていない!」

などなど、グローバリストを刺激する「ナショナリスト」とし
て登場しました。


それで、中国の一大反日プロパガンダもあり、2013年末から14
年はじめまで、かなり苦しくなっていた。

しかし、2014年3月のクリミア併合、15年3月のAIIB事件を
通してオバマさんと和解。

オバマさんの任期末期、日米関係は久しくなかったほど良好に
なっていました。

そして、トランプさんとも、とても良い関係を築いています。


安倍総理は、「ナショナリズム」と「グローバリズム」のバラ
ンスをとることを学ばれたのでしょう。


おかげさまで、敵対するアメリカ、ロシア、両国とよい関係を
築いている。

欧州との関係も、2013年末~14年はじめと比べるとずいぶんよ
くなってきました。

マクロンさんになって、日仏関係は、オランド時代とあまりか
わらないでしょう。

 

▼まとめると?

 

「EU離脱」を掲げるルペンさんは、負けました。

マクロンさんは、より穏健です。

マクロン外交を、一言でいえば、「これまでとあまり変わらない」
ということでしょう。

「よいかどうか?」はわかりませんが、「対応しやすい」とはい
えそうですね。

 

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