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フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

★日本とあなたの会社を救う●●的経営

雑記

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


私は1990年、モスクワに留学しました。

ソ連崩壊の前年です。

来てみると、ソ連人は、皆「親日」でした。

庶民からお偉いさんまで、皆が親日なのです。

とても驚きました。

ロシアを代表する大学の教授が、私にいいました。


ソ連は、『万民が平等に豊かになる国』を目指して、

みんな平等に『貧乏』になってしまった。

ところが、日本は、共産主義の理想を実現し、

『万民が平等で豊かな国』をつくった。

どうしてそんなことができたのですか???」


まだ10代の私には、答えがありませんでした。

しかし、「世界中で日本は嫌われていると教えられてきたが、

現実は違うみたいだぞ」というのは、はっきりわかりました。

 

バブル崩壊で、中国進出が加速する

 

さて、私がソ連に来た1990年、日本ではバブルが崩壊してい
ました。

以後、「暗黒の10年」とか「暗黒の20年」と呼ばれる時代に
突入していきます。

日本企業の多くは、がんばってもがんばっても状況が改善し
なかった。

そして、二つの解決策を見つけました。


一つは、「人件費の安い国」(特に中国)に生産拠点を移す
こと。

中国の一人当たりGDPは、1995年時点で約600ドル(1ドル100円
換算で6万円)だった。

つまり、平均月収は、50ドル(約5000円)!

日本の一人当たりGDPは1995年、約42000ドル。

平均月収は、3500ドル。

70倍の賃金格差は、圧倒的な魅力でした。

それでも90年代は、「いや~、中国怖い!」と進出を躊躇してい
る企業が多かった。

それに、「メイド・イン・チャイナなんて売れませんよ」とも。


しかし、ユニクロが、その思い込みをぶち壊しました。

ユニクロは2000年、中国製のフリースを2600万枚も売ったのです。

皆、「中国製でも、問題ないよね」と思った。

日本企業は大挙して中国に進出し、結果的に日本経済を衰退させ、
中国経済を繁栄させました。

 

▼日本的経営を捨て去り、アメリカ型に移行する

 

「暗黒時代」から抜け出すために日本企業が考えた二つ目の方法。


それは、「アメリカ的経営」を導入することでした。

80年代、「日本的経営」は、世界で絶賛されていた。

しかし、90年代の暗黒の10年で、「日本的経営はもう古い」と多
くの経営者が思いはじめていた。


それでも90年代は、なんやかんやと、「年功序列」「終身雇用」
を守ろうと努力してきた。

「もうこのままでは限界だ!」と多くの経営者が思った時、

「ある人物」が登場します。

そう、カルロス・ゴーンさん。

ゴーンさんは1999年、日産自動車のCOO、後CEOに就任。

彼は、日本人経営者が躊躇していた大規模リストラを断行。

日産の業績を「V字回復」させることに成功しました。

これを見た日本人経営者。

以後、「世間から許可を得た!」と、リストラに奔走します。


ユニクロがブレークした時期と、ゴーンさんが日本で活躍し
はじめた時期がほぼ同じというのは、興味深いです。

 

▼日本的経営を守った企業

 

以上、「バブル崩壊」後の流れを、超簡単に振り返ってみました。

変化が激しい、台風のような時代がつづいている印象をうけます。

しかし、すべての企業が、「日本的経営」を捨て去ったわけでは
ありません。

そして大切なことは、すべての企業が「日本的経営」を捨てずに、

「苦しんでいるわけではない」のです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私が世界一尊敬する伊勢雅臣先生は、その新著

 

世界が称賛する日本の経営

世界が称賛する日本の経営

 

の中で書いておられます。

 

<わが国は、世界で群を抜く「老舗企業大国」である。

創業百年を超える老舗企業が、

個人商店や小企業を含めると、十万社以上あると推定されて
いる。>(32p)

 

日本でもっとも古い企業は、創業1400年(!)の建築会社

金剛組」だそうです。

わかりませんが、これは「現在までつづいている世界最古
の会社」なのではないでしょうか?


「老舗企業」と聞くと、なんとなく「和菓子屋かな?」な
どと想像します。

しかし・・・。

 

<興味深いのは、百年以上の老舗企業十万社のうち、

四万五千社ほどが製造業であり、

その中には伝統的な工芸品分野ばかりでなく、

携帯電話やコンピュータなどの情報技術分野や、

バイオテクノロジーなどの先端技術分野で活躍している
企業も少なくないことだ。>(同上33p)

 

なんと!

老舗企業の45%は製造業で、ハイテク分野で活躍している
会社も多い。

考えてみてください。

「創業100年」といえば、1917年にできた。

第1次世界大戦の真っ最中です。

その後、第2次大戦があり。

高度成長があり、バブルがあり、バブル崩壊があり。

リーマン・ショックがあり、東日本大震災があり・・・。


創業100年の企業は、これらの変転を、乗り越えてきた。

どうやって????

まさか、「アメリカ型経営によって」ではないでしょう?

もちろん、「安い賃金を求めて中国に進出したことで」でも
ないでしょう。


その秘密は、「日本的経営にある」というのが、伊勢先生の
考えです。

 

▼日本的経営とは?

 

ところで、「日本的経営」とはなんでしょうか?

すぐに思い浮かぶのは、「年功序列」「終身雇用」ですね。

しかし、伊勢先生は、もっと深い解説をされています。


< 何が日本的経営か、に関しては、厳密な経営学的議論もあり
えましょうが、本書では企業人の一般的常識に訴えるレベルで捉
えたいと思います。

そのために近江(おうみ)商人の心得として伝えられてきた
「三方(さんぽう)良し」、すなわち「売り手良し、買い手良し、
世間良し」に則って、説明しましょう。


「売り手良し」──売り手は従業員と株主(銀行等を含む)から
なります。

企業は従業員に就業機会と生計の糧(かて)を与え、なおかつ成
長や生き甲斐を実現する場を提供します。

企業とは、こうした従業員の共同体です。

企業を資金面で支える株主には、提供した資本に見合った適正な
収益を安定的にお返ししようと努めます。


「買い手良し」──顧客の求める商品やサービスを適正な価格で
提供し、その信頼を勝ち得ようと努めます。

価格と原価の差が利益ですが、それは売値(=顧客に提供した価
値)と、原価(=企業内で消費した価値)の差、

すなわち事業活動によって創造された価値を表します。

したがって、利益とは企業がどれだけの付加価値を生み出したか
を計る尺度です。


「世間良し」──社会の必要とする商品やサービスを提供する
ことによって、社会のニーズを満たし、問題を解決し、進歩を実
現します。

また、収益の一部を税金として納めることで、国家や地域社会を
支えます。


この「三方良し」を追求する経営を、本書では「日本的経営」
と呼ぶことにします。>(同上5p)

 

どうでしょう、皆さん。

こういう会社が栄えれば、


・従業員と家族は幸せ

・お客さんも幸せ

・社会、日本も幸せ


になりますね。

 

▼アメリカ的経営とは?

 

では、日本の経営者があこがれて導入した「アメリカ的経営」
とはなんなのでしょうか?

 

< 「三方良し」の対極にあるのが「株主資本主義的経営」です。

これも「三方」に分けて考えてみましょう。


「売り手」──「売り手」とは株主のことです。

株主の投資収益、それも特に短期的収益を最大化することが企業
の唯一の目的と考えます。

企業は人、もの、設備からなる収益マシーンであり、従業員はそ
の歯車にすぎません。

性能の悪い歯車や不要になった歯車は使い捨てにされます。

また企業は収益マシーンですから、普通の設備と同様、売り買い
の対象になります。


「買い手」──買い手、すなわち顧客とは、企業が商品・サービ
スを提供し、その対価を受け取る相手です。

これは純粋に経済的な取引であり、契約に違反しない限り、顧
客のためを考える必要はありません。


「世間」──社会は事業活動の環境であり、社会の法律を守っ
ている限り、その中で自由に活動すれば良いと考えます。


 近年の多くの日本企業は、アメリカからやってきた株主資本
主義的経営こそ最新の経営だと思い込み、かつての三方良しを
追求する日本的経営など時代遅れのものとして、捨て去ってし
まったのではないでしょうか。>

 

「アメリカ的経営 =  株主資本主義的経営」である。

 

▼日本的経営を「極める」ことが、長期繁栄の道

 

このメルマガを読んでいる読者さんの多くは、


経営者、起業家、ビジネスパーソン


であることでしょう。

非常にうまくいっている会社もあれば、

「かなりヤバい」という会社もあることでしょう。


それで、流行の「○○型経営」「○○型経営」を学んで試して
みるもうまくいかない。


私は、「リーマン・ショックが再来してもビクともしない体制」
をつくるために、

ホンマモンの「日本的経営」を学ばれることをお勧めします。


繰り返しますが、「日本的経営」は、「時代遅れで役立たずの
経営」ではありません。


時代の並に翻弄されない、長期的繁栄をもたらす「実証済み」
の方法なのです。

(だから、日本には創業100年以上の会社が10万社もある。)


「・・・・日本的経営がいいことはわかりました。

ところで、どこで日本的経営を学べるのですか?」


まず、伊勢先生の新刊を読まれることをお勧めします。

私は既に完読しましたから、絶対的自信をもってお勧めしま
す。

この本を読むと、


・日本的経営で、【現在】繁栄している企業

(つまり時代遅れではない。)


・日本的経営で、【世界】で活躍している企業

(つまり、「グローバリズム時代」でも生き残れる。)


・【日本国】を繁栄させた、日本的経営

(つまり、あなたの会社の成長が、日本を繁栄させる。)


・日本的経営は、どのようにできたのか?

(日本的経営の歴史と起源。)


が全部わかります。

すべてが【実例】に基づいた話ですから、「机上の空論」
ではありません。


すべての経営者、起業家、ビジネスパーソンに絶対お勧め。

この本を繰り返し読めば、あなたの会社は繁栄し、

従業員の顔は幸せで輝き、

会社には、お客様からの感謝の手紙が絶えなくなることでし
ょう。


控え目にいっても「永遠の家宝」になる、伊勢先生の新刊。

迷うことなく、ご一読ください。

 

 

世界が称賛する日本の経営

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