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フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

★BBC、安倍総理の外交ホールインワン

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


世界中のニュースを見ていると、いまだに「安倍・トランプ
会談がなんちゃら」というのが出ています。


(●安倍ートランプ会談の「大戦略的意義」は???

ダイヤモンドオンラインで詳述しました。
まだの方は、いますぐこちらをご一読ください。

http://diamond.jp/articles/-/117755

スマホ、携帯で見れない方は、PCでお試しください。)

 

今日は、BBCニュース2月16日付を見てみましょう。

なんと、安倍総理の「外交ホールインワン」だそうです。

 

<安倍首相、トランプ大統領相手に外交ホールインワン

BBC News 2/16(木) 17:58配信

安倍首相、トランプ大統領相手に外交ホールインワン
タラ・マケルビー 米フロリダ州パームビーチ

安倍晋三首相が米フロリダ州で行ったゴルフ外交は、各国指導者
がトランプ政権に対して取るべき道筋を示している。

我慢を戦略的に重ねて成果を手にするのだ(ただし、バンカー入
りの可能性も常にあることをお忘れなく)。>

 

安倍総理は、トランプさんとどうつきあったらいいかわからない
各国の首脳に道筋を示したそうです。

それは、何か?


<我慢を戦略的に重ねて成果を手にする>


どういうことでしょうか?

皆さんご存知のように、トランプさんは選挙戦中、決して「親日
とはいえませんでした。

 

<トランプ大統領は、日本やその他の国が米国をだまそうとして
いると責め立て、世界の舞台で好戦的な態度を取って来た。

トランプ氏の世界観を理解し、関係を構築することは、各国首脳
陣にとって課題だ。>(同上)

 

世界中の首脳たちがオロオロする中、安倍総理は・・・。

 

<安倍首相はこの課題にうまく対応したようだ──今のところは。>

(同上)


<出だしは大変だった。

安倍首相は、トランプ大統領に貿易協定、つまり環太平洋経済
連携協定(TPP)から離脱してもらいたくなかったからだ。

少なくとも今すぐには。

しかしトランプ大統領は、安倍首相のそんな思いを押しつぶし
た。>

(同上)


安倍総理は、アメリカがTPPに参加しつづけることを望んでいた。

しかし、トランプさんは、就任直後に離脱を決めた。

公約を守っただけなのですが。


安倍総理は、賢明にも「TPP離脱問題」を無視することにしまし
た。

なぜ?


<しかし安倍氏は、その先へと進んだ。

日米の友好関係を確保するためだ。

日本は、米国にとって最重要と言っていいほどの同盟国で、両国
の関係は米国のアジア政策の主要部分をなす。

首相は、自分をはじめとする日本政府関係者が今後もアジア地域
の安全保障を維持できるよう、米国の継続的支援を確保したかっ
たのだ。>

(同上)


要するに、「中国の脅威に対抗するため、アメリカがこれからも
日本を支援しつづけるようにしたかった」と。

そして、安倍総理は、目標を達成しました。

思いだしてみましょう。

トランプは、選挙戦中、「米軍を撤退させる可能性もある!」と
宣言していたのです。

なんと変わったことか。

 

安倍総理は、トランプの「教育係」???

 

トランプさんは、日本について、いろいろ発言していました。

しかし、専門家から見ると、どれも「的外れ」。

 

<当時のトランプ氏は、日本人が米国と不正に競争するため金
融市場に影響を与えようとしていると発言していた。

「日本人が金融市場で取引している間に、我々米国人はまるで、
のろまの集団みたいにただ座っているだけだ」と。

この言い分にエコノミストたちは困惑した。

ハーバード大学エコノミスト、ケネス・ロゴフ教授は、トラ
ンプ大統領の日本人非難には何の根拠もなく、「単なる思いつ
きだ」と私に話した。

さらに、トランプ氏は日本や市場について、ぼんやりとしか理
解していないとも。>

(同上)


「何もわかっていない」トランプさん。

ロゴフ教授は、安倍総理の役割について、こう語ります。

 

<「彼をどれだけ教育できるのかが、今後のポイントなんだろう」
とロゴフ氏は言った。>

(同上)


なんと、安倍総理のミッションは、「トランプを教育することだ」
と。

日本では、安倍総理の外交を、「朝貢外交」「属国外交」と批判
する人がいます。

ロゴフ教授は、「そうではなく、安倍さんは、トランプの教育係
なのだよ」といっている。

ロゴフさんから見ると、安倍さんは「朝貢」しているわけでも、

「属国らしくふるまっている」わけでもなく、「先生役」をして
いる。

 

安倍外交を絶賛する人々

 

で、今回の首脳会談で、安倍総理は、「先生役」を立派に果たせ
たのでしょうか?

 

<これが、安倍首相の週末の任務だった。

トランプ大統領を怒らせずに教育することだ。

「目標は完全に達成できたと思う」と、金融が専門の伊藤隆敏
ロンビア大教授は話した。

安倍氏とトランプ氏は良い友達になり、相性も良かった」。>

(同上)


「目標は完全に達成できた」

これは、そのとおりでしょう。

今回の会談で、トランプさんは、「尖閣日米安保の適用範囲」
と断言した。

そして、経済面での対立については、「棚上げ」に成功したの
ですから。


会談の結果、中国は、尖閣侵略を躊躇するようになった。

経済面の対立は、抑えられた。

 

オバマ政権時の官僚でさえ(少なくともその一部は)、感心
していた。

マーク・リッパート前駐韓米国大使は「早期の首脳会談実施は、
双方にとって良いことだった」と話した。

リッパート前大使は、安倍氏とトランプ氏がフロリダで共に週
末を過ごしたことは、日米同盟の重要性を強調する効果があっ
たと評価した。>(同上)

 

安倍総理は、トランプを「普通の大統領」にする???

 

世界中の報道を見ていると、予測不可能な言動をするトランプ
さんについて、

「どう接すればいいかわからない!」という論調が目立ちます。

しかし、安倍総理が、世界に手本を示したと評価する人もいる。

 

<トランプ新政権との付き合い方を見定めようと模索する各国指
導者や外交官にとって、安倍首相は手本を作ったのかもしれない。

ジョージ・W・ブッシュ元大統領の下、国家安全保障会議NSC
で働いたエリック・オルトバック氏は、

「ある意味で安倍氏は、米国の同盟国はトランプにどう対処すれ
ばいいかという雛形を作り出しているのかもしれない」

と話した。>(同上)

 

安倍さんが「雛形を作りだしている」そうです。

「雛形」とは?

 

<時にきっぱりとした態度を取りつつ、敬意を示しながらトランプ
大統領と慎重に関係を築いて行く。

これがこれまでの、安倍氏の秘訣だ。>(同上)


<トランプ大統領の場合、「まだ学習中だ」とオルトバック氏
は言った。

安倍氏と良い関係を築き、米国にとって重要な同盟国・日本と
の間に新しく親しい関係を築いたおかげで、トランプ大統領は
「普通の大統領」になりつつあるという印象を与える、とシャ
ピロ氏は言う。>(同上)

 

なんと、「安倍さんと仲良くなったおかげで、トランプは

『普通の大統領』

になりつつある」と。

そうなることを願います。


今のトランプさんは、率直すぎて、敵が多すぎます。

まず、アメリカメディアのほとんどが敵である。(主敵はCNN)

壁建設でメキシコと対立。

「新たな制裁を課す!」と宣言し、イランと対立。

「入国禁止」問題で、イスラム教国が反発。

国内のリベラルも、ますます反トランプに。

オーストラリア首相との電話中にブチ切れ、ケンカ。

こんなことをつづけていれば、いずれ孤立して、政権は自壊す
ることでしょう。

(@今回の記事、出所全文はこちら。↓
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-38989040 )

 

 

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