フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

「国難の時代、来たれり」From 三橋貴明

【今週のNewsピックアップ】

ドナルド・トランプ その6「国境がない国家は国家ではない」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12241601557.html
世界の負け組
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12241869487.html

新たに誕生したアメリカのドナルド・トランプ大統領は、
公約通りに、重要なのでもう一度書きますが「公約通りに」。

●TPPからの永久離脱
オバマケア撤廃
●メキシコ国境の壁建設
●中東・北アフリカ7カ国の出身者および難民の受け入れ停止
●カナダからメキシコ湾への原油パイプラインの建設
●入国審査の厳格化

などなど、次々に「大統領令」にサインしています。
大統領令とは、アメリカ大統領が議会の承認や立法手続き
なしで、直接、連邦政府や軍に発令する命令を意味します。

アメリカ憲法に明確な記述はありませんが、
法律と同等の効力をもつとされています。

もちろん、大統領令に対し、議会側が反対する
法律を制定し、大統領に対抗することはできます。
あるいは、最高裁判所が大統領令に対し、
違憲判決を出すケースもあります。

それにしても、大統領の「意思」を、
これ以上、明確化する手法はないわけです。

しかも、繰り返しになりますが、トランプ大統領の
大統領令は、基本的には大統領選挙時の公約に沿っています。

トランプ大統領は、アメリカ大統領選挙における「約束」を
実行しているに過ぎないと、表現することも不可能ではないのです。

メキシコ国境における壁建設については、これまた
「公約通り」に費用の負担をメキシコ側に求めました。

もちろん、メキシコ側は猛反発。

メキシコ政府が支払いを拒否したことを受け、トランプ大統領は、
「壁建設の費用を確保するため、
メキシコからの輸入品に20%課税する」
ことを検討していると報じられています。

アメリカ側が本気でメキシコ製品に20%の関税を
かける場合、NAFTAはおしまいです。最低でも、
アメリカはNAFTAから脱退しない限り、メキシコ
製品に関税をかけることはできません。

現実は、すでに「ここまで」進んでいるのです。

メキシコ国境の壁をめぐり、NAFTA脱退が確実視されつつ
あるアメリカが、TPPを批准するはずがないでしょう・・・。

そんなことは、端から(大統領選挙時から)分かっていた
にも関わらず、我が国はわざわざTPPを批准し、

「(トランプ大統領に対し)TPP協定が持つ戦略的・
経済的意義について、腰を据えて理解を求めたい
安倍晋三内閣総理大臣)」

などとやっているわけです。

トランプ政権はTPPは離脱しましたが、日本に対し
二か国間協議を求めています。当然ながら、日米FTA
交渉のスタートラインは、「TPPレベルの日本の譲歩」
からになります。日本側は、TPPを国会(最高意思決定
機関)で批准しているのです。当たり前でしょう?

時代は大きく変わりつつあります。その現実を正しく
見る目を持たない人々が権力を握っている。日本国
二千年の歴史において、真の意味の「国難」の時代
が訪れたのかも知れません。

 

 

国難: 政治に幻想はいらない (新潮文庫)

国難: 政治に幻想はいらない (新潮文庫)

 
[新装版]国難の正体 ~世界最終戦争へのカウントダウン

[新装版]国難の正体 ~世界最終戦争へのカウントダウン

 
国難の正体――日本が生き残るための「世界史」

国難の正体――日本が生き残るための「世界史」

 
2017年 世界最終戦争の正体

2017年 世界最終戦争の正体