フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

【RPE】★アベノミクスは、なぜ効かない???

RPE Journal==============================================

 

       ロシア政治経済ジャーナル No.1480


               2016/12/21

===========================================================

アベノミクスで、みなさん「うひゃ~、景気よくなったな~」
と実感されていますか????

 

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


今回は、お知らせから。

皆さんご存知のように、プーチン大統領が15日、来日しました。

来日の結果について、ダイヤモンドオンラインさんに記事を掲
載させていただきました。

内容は、

北方領土「共同経済活動」で4島が返ってくる???
自民党の「あの大物」が、総理を批判!
・飛び出した本音!プーチンが4島を返還したくない本当の理
由とは?(やはり、「あの国」がらみ・・・)
・(日本政府は)「ハラキリして落ちつけ!」とロシア副首相。
なぜロシア政府高官は、「総日本嫌い」になったのか???
・日ロ関係が好転しはじめたきっかけとは?
プーチン来日、「安全保障面」では大きな成果
「● + ●」 再開へ
・あせる中国!日本のどの評論家より、中国は「プーチン来日」
の意味を知っている
・なぜ中国は、「プーチン来日」で、安倍総理を激しく批判す
るのか???
・トランプ大統領誕生で、どうなる「米ロ」「日ロ」関係?

などなど、盛りだくさんです。
いますぐこちらをご一読ください。
全部わかります!

http://diamond.jp/articles/-/111753
スマホ、携帯で読めない場合は、PCでお読みください。

 

では、本題。

天才哲学者の天野統康先生から、おもしろい本をプレゼントして
いただきました。

 

マルクスケインズも触れなかった

 

マルクスもケインズも触れなかった 嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

マルクスもケインズも触れなかった 嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

 

 

~お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

 


といいます。

天野先生、数年前にメールをいただき、一通目から、「こんな大
天才は見たことがない!」と驚愕しましたが。

今年は、なんと4冊も本を出版されたということで、心から喜んで
います。

ちなみにこの本、安部芳裕先生との共著になっています。

安部先生は、ベストセラー「金融のしくみは全部ロスチャイルド
が作った」で有名です。


さて、「嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー」には何が書かれ
ているのでしょうか?

内容盛りだくさんなので一言で書くのは難しいですが・・・。

私が面白かったのは、「主流経済学は、マネーの研究をしていな
い」という話。

つまり、

・古典派の祖アダム・スミス

共産主義の祖マルクス

ケインズ

みんな、「マネーの研究をしていなかった」と。

詳細は、ご一読いただくとして。

天野先生のすごいところは、現状の問題点を指摘し、克復する
具体案を出されていることでしょう。

一つ例を。

 

アベノミクスは、なぜ効かない?

 

この本には、「アベノミクスが効かない理由」について書かれ
ています。

反論する人もいるでしょう。


アベノミクス効いてるでしょ?」と。


確かに、株価は大きく上がりました。

雇用も改善されています。

しかしGDP成長率を見ると、

2013年 1.36%
2014年 -0.03%
2015年 0.54%
2016年 0.51%(IMF予測)

この結果を見て、「すごいぞ、アベノミクス!!!」

と小躍りする人はいないでしょう?

いったい何が問題なのでしょうか?

(もちろん、消費税を上げたのが一番の問題だったのですが。)


天野先生に解説していただきましょう。

(天野先生は、3本の矢、すべてを解説してくださっていますが、
ここでは、もっともインパクトの強い、「量的緩和」について
取り上げます。)

まず、アベノミクス第1の矢とは何でしょうか?

 

<安倍政権になり、

2012年に就任した黒田総裁は、

物価を2%上昇させ景気を浮揚させることを目的にして、

大規模な量的緩和政策を始めた。

つまり政策の目標を金利から量的政策に変更した。


毎年80兆円の国債の購入、

ETF(株式上場投資信託)の3兆円の購入、

REIT不動産投資信託)の900億円の購入を始めた。

これにより日銀が供給するお金(マネタリーベース)を増加させ
た。>

(181p)

 

これをやると、なぜ景気が上向くのでしょうか?

日銀の理論は、

 

<人々の期待インフレ率を高めて、消費や設備投資を増加させる
政策である。>(同前)

 

これは、なんでしょうか?

皆さん、100万円貯金があるとします。

ご存知のように預けておいても利息はつきません。

これ、インフレ率2%になると、1年後の価値は実質今年の98万円
相当になってしまいます。

すると、「銀行に預けておいたらそれだけで目減りしていく!」
となる。

ある人は、「株を買いましょう!」となる。(実際株価は上がっ
た)

他の人は、「目減りする前に使っちゃえ!」ということで消費が
増える?

そして、景気がよくなると。


株は上がりましたが、GDPを見ると、結果はさんざんですね。

なぜ?

天野先生は、いいます。

 

<日銀が行っている量的緩和は大部分が日銀当座預金という

民間銀行が日銀に預ける当座預金に豚積みされている。

2016年8月で302兆8220億円である。

そのマネーは市場に出回らない。>(183p)

 

なるほど~~~。

金融緩和しても、その金が市場に出てこないと。

 

<銀行間の取引で使われるだけなのだ。

またREITETFなどの投資信託を購入しているが、

株や不動産などの金融経済の商品の取引が増加するだけで、

実体経済の取引には影響を与えない。

そのため、日銀が実体経済の物価を2%上昇させることを
目標に行っている政策は、

ことごとく日銀当座預金に預けられるか、

または金融経済の取引に使われており、

物価を上昇させる効果をほとんど発揮していない。>

(同前)


要するに、日銀が量的緩和を一生懸命しても、


・日銀に豚積みされる

・銀行間の取引で使われる

・金融経済の取引に使われる


要するに、「庶民にはまわってこない」ということですね。


では、どうすれば「庶民も実感できる景気回復」を実現できる
のでしょうか?

天野先生は、「簡単に日本の景気を良くする超具体的方法」を
提案されています。

ヒントは、「実体経済にも、お金がまわるようにすること」。

どうやって?

興味のある方は、いますぐこちらをご一読ください。


マルクスケインズも触れなかった

嘘まみれ世界金融「超」最大タブー

~お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

 

マルクスもケインズも触れなかった 嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

マルクスもケインズも触れなかった 嘘まみれ世界金融の「超」最大タブー お金はどう作られ、どうなくなっていくのか

 

  

アベノミクス批判――四本の矢を折る

アベノミクス批判――四本の矢を折る

 
アベノミクスの終焉 (岩波新書)

アベノミクスの終焉 (岩波新書)