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フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

支部総登山と御供養は、己心の魔に打ち勝てば必ず実行できる、仏にやすやすとなる法である。

日蓮正宗

上野殿御返事(一五二八頁)

鵞目一貫文送り給び了んぬ。
御心ざしの候へば申し候ぞ。よくふかき御房とおぼしめす事なかれ。
仏にやすやすとなる事の候ぞ、をしへまいらせ候はん。人のものををしふると申すは、車のおもけれども油をぬりてまわり、ふねを水にうかべてゆきやすきやうにをしへ候なり。仏になりやすき事は別のやう候はず。旱魃にかわけるものに水をあたへ、寒氷にこゞへたるものに火をあたふるがごとし。又、二つなき物を人にあたへ、命のたゆるに人のせにあふがごとし。

【解説】熱原法難の翌年に与えられた御書です。この時、南条時光は、地頭職と言う権力の側にいながら、鎌倉幕府を諫める大聖人様の信仰を貫くゆえに、不当な弾圧を受けていました。
そのような中でも、日蓮大聖人様に対する御供養の精神は変わりませんでした。その志を大聖人様がお誉め下さり、「やすやすと仏になる事の候ぞ」と仰せになります。
たやすく仏になることができる、との御指南は、爾前権教の菩薩たちのように、生死生死を繰り返す中での難行苦行とを比較して仰せになるのであり、「楽をして」と言う意味ではありません。あくまでも、末法で南無妙法蓮華経と御本尊様を供養し、唱題に励み、折伏に邁進する修行のことを仰せになるのです。

日蓮大聖人様が御供養の功徳を讃嘆するにあたって、「御心ざしの候へば申し候ぞ。よくふかき御房とおぼしめす事なかれ。」と、誤解のないようにとの仰せです。

しかし、ありがたいことですね。

私も日蓮大聖人の正しい仏法を、日蓮正宗で修行させていただいていまして、この大石寺への参詣と御供養には、人生の大きな困難を乗り越えることができるような大きな功徳を実感しています。

しかし、それとて朝夕の勤行を真剣に修行していく中で、御本尊様から功徳が流れてくるのであって、ただ登山と御供養をしておけば人生万般順調というものではありません。

功徳の大きい修行には魔がつきもので、実践しようとすると己心の魔に遮られ、なかなか成就しません。

実践してしまえば、できてよかったと感動もするし、その後の生活上で守られていることを実感できるのですが、一歩を踏み出せずに躊躇したり、しなくても大丈夫などと勝手な思いを持ってしまったりしやすいです。

今日は、広布唱題会に参詣し、その後で12月の支部総登山に申し込もう思っていましたが、いざとなるとしり込みしてしまいそうになってしまいました。

唱題会が始まり、太鼓も叩かせていただき、1時間の修行が終わるころには不思議と心のざわめきが収まっていました。

昨年の12月の登山では、申し込みをしておきながらドタキャンして、大きな罰を頂戴してしまいました。

年の初めと終わりの二回は登山するんだ。

大御本尊様にご挨拶するんだ。

そう誓っていてもなかなか実践が怪しくなる心が出てきてしまいます。

そんな時は唱題を重ね「どうか大石寺に参詣させてください。」と、祈りを重ねるよりほかに己心の魔に打ち勝つ方法はないようです。

阿仏房御書(七九三頁)
多宝如来の宝塔を供養し給ふかとおもへば、さにては候はず、我が身を供養し給ふ。我が身又三身即一の本覚の如来なり。かく信じ給ひて南無妙法蓮華経と唱へ給へ
多宝如来の宝塔=法華経見宝塔品第十一で説かれる宝塔。この御文では、日蓮大聖人様が末法衆生を救済するために顕された御本尊様のこと。
○さにては候はず=~ではないという否定の言葉。
○三身即一の本覚の如来=三身即一身のこと。三身は法身・報身・応身。法身とは永遠不滅の眞理の当体。仏の本体。報身とは仏になるための因として行を積み、その報いとして顕れた仏身。応身とは衆生を救済するために顕れる仏の身体。本覚は始覚に対する言葉で久遠のより悟りを開いていると言うこと。如来は仏の十号の一つ。他に、応供・正遍知・明行足・善逝・無上士・調御丈夫・天人師・世尊・仏。ゆえに、ここでの御文の意は、久遠元初の無作三身如来のことであり、御本尊様のことと拝することが大切である。

【通解】御本尊様を供養すると思っているかもしれませんが、そうではありません。御本尊様を供養することは、我が身を供養することなのです。なぜならば、我が身が法身・報身・応身の三身を具 た本覚の如来だからです。このように申し上げる日蓮の教を固く信じ、南無妙法蓮華経と唱えなさい。

【解説】この御書の最後の部分で、阿仏房に御本尊様を御下附になる旨のお言葉があります。つまり、阿仏房が御本尊様を御供養することは、結局は自分自身に功徳が返ってくると言うことを教えて下さる御書です。

特別御供養では精いっぱいの真心を御供養させていただきたいですね。御登山の機会があるかたは、ぜひ今年一年の無事を大聖人様にご報告させていただきましょう。

 

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