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フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

【RPE】★トランプの心理、8つの特徴

RPE Journal==============================================

 

       ロシア政治経済ジャーナル No.1458


               2016/11/4

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ドナルド・トランプさんは、何を考えているのでしょうか?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


世界最大の「リアリティーショー」アメリカ大統領選。

もうすぐ結果がでます。


トランプにセクハラされた女性が11人も登場し、「ヒラリー勝利
は確実か!?」と思われた。

しかしここにきて、「FBI、メール問題の捜査を再開」というニ
ュースが出て、

トランプ、ヒラリーの支持率がほとんど並んでいます。


ところで、過激な発言で知られるトランプさんは、何を考えてい
るのでしょうか?

BBCニュース11月2日付に、「8つの特徴」が載っていました。

「The Truth About Trump(トランプの真実)」の著者マイケル
ダントニオさんのインタビューがもとになっています。

 

▼トランプの心理、8つの特徴

 

<1. 過去について話すのが好きではない

どうして「いつも今が第一」なのかと問われたトランプ氏は、

「僕は過去にこだわらない。そこが気に入らない人もいる。僕は
未来のことを考えている」と答えた。

「過去から学ぶが、過去にこだわらない。それはとても大事な教
訓だと思う」とトランプ氏は述べ、さらに「反省しないし、ほか
の人にも反省してほしくない」と付け加えた。>

BBC News 11月2日)


これ、日本にとってはありがたいですね。

というのも、日本は常に、「過去にこだわりつづける国々」から
の攻撃にさらされているからです。

「反省しないし、他の人にも反省してほしくない」

これも、日本にとってはありがたいです。

というのも、日本は、戦後70年経っても「反省が足りない!」
といいつづける国々からの攻撃にさらされているからです。

 

<2. けんかが好き

ニューヨーク市クイーンズ地区で過ごした幼少期について聞かれ、
「いつもとても反抗的だった」とトランプ氏は答えた。

「あまり当時のことは話したくないんだ。でもとても反抗的で、
自分はこうするんだと決めて譲らなかった」。

「けんかが大好きだった。いつも大好きだった」と述べ、「ど
んなけんかでも。どんなけんかでも大好きだった。体を使うの
も含めて」と補足した。>(同上)


そんな感じがします。

ヒラリーさんとのやり取りをみていて「ケンカ慣れしている」
と思いました。

過去の卑猥な発言の録音が公開されると、


「あんなのはロッカールームの会話に過ぎない。

俺は口でいうだけだが、ビル・クリントンは、実際にやってい
る。

だから、俺よりずっと悪い。

ヒラリーは、ビルの犠牲者を虐待した。

もっと悪い」


などといっていました。

(テレビ討論を思い出しながら書いているので、正確な訳ではあ
りません。念のため。)


さらに、セクハラの犠牲者が次々と名乗りを上げると、「うそつ
きだ!」と一蹴しました。

日本人でもアメリカ人でも、もうギブアップしているところでし
ょうが、彼はあきらめません。

やはりケンカ慣れしているのでしょう。

 

<3. 失敗を受け入れるのが嫌い

倒産を何度も経験しているものの、トランプ氏は「失敗は一度も
してない。いつも失敗を成功に変えてきたから」と話している。>

(同上)

これは、成功する人の典型的な特徴ですね。

明王エジソンも同じようなことをいっていました。

 

<4. 自分の名前が記事になるのが大好き

自分の名前が記事に書かれているのを初めて見た時(若い有望な
野球選手として本塁打を打った)について、「自分の名前が印刷
されているのを見て、気分がよかった。面白かった」と話してい
る。

「ほとんどの人は、記事にならないからね。ほとんどの人は記事
になりたいはずだけど、記事になる人がどれだけいる?  
全然いない。記事になる人はほとんどにない」>(同上)


自分の名前が記事になるのが好きだそうです。

肯定的な内容で自分の名前が新聞に出れば、誰でもうれしいか
もしれませんが。

 

<5. 良い政治家は良いセールスマンだと考えている

「良い政治家は良いセールスマンでないとならない。いいか?」

とトランプ氏は言う。>(同上)


まさにその通りですね。

結局国も、ある面会社と変わりません。

たくさんお金を稼いで、社員とその家族(国民)が豊かになれ
ばいい。

景気が悪くて国にお金がなくなると、ありとあらゆる問題が起
こってきます。

・失業者が増える
・犯罪が増える
・自殺が増える
・将来が不安で結婚できない
・結婚したが、将来が不安で子供を作れない
・金がないので、インフラがボロボロになる

などなど。

 

<6. 自分は正直だから騒ぎになると考えている

「僕は正直だから、騒ぎになるんだと思う。正直すぎるから、騒
ぎになるんだと思う」とトランプ氏は言う。>(同上)


ある面、その通りだと思います。

たとえばトランプさんは、「イスラム教徒をアメリカに入国させ
るな!」といいました。

なぜかというと、「ISメンバーと、普通のイスラム教徒」の区別
がつかない。

誰も、「僕はISメンバーです!」と宣言して入ってきませんから。

普通のイスラム教徒として入ってきたISメンバーがテロをする。

アメリカ国民も、テロの恐怖におびえているので、この発言でト
ランプの支持率は下がらない。

ただ、「国民の声を代弁しただけ」。

しかし、「ポリティカル・コレクトネス」的には大問題。

マスコミは「差別だ!」と大騒ぎしました。

 

<7. パットが上手(らしい)

「スポーツのたとえは色々なことに使える」とトランプ氏はダン
トニオ氏に言う。「ゴルフをしていて、パットが上手な奴もいれ
ば、遠くの飛ばすのが上手な奴もいるし、ほかの何かがすごく上
手な奴もいる」。

「僕にとってはごく自然なことで、僕は生まれつき、パットが上
手なんだ」とトランプ氏。>(同上)


これは、「ゴールに到達するのがうまい」という意味でしょうか。

確かに、最初は「おもしろ候補」と思われていましたが、最終戦
まで残りました。


そして、最後8番目。

私にとっては、もっとも興味深い話。


<8. スキーの名人を良く思っていない、自分より上手いと見
せつけられるのも嫌い

本を書くにあたって、ダントニオ氏はトランプ氏の元妻イバナ
さんにも取材した。付き合い始めて間もなくコロラド州にスキ
ーをしに出かけた時のことを、イバナさんは話した。

イバナさんがスキーが得意だと知らなかったトランプ氏は、先
に斜面を下ってから恋人に「こっちだよ、ベイビー、こっちだ
よ」と呼びかけたという。

そこでイバナさんは「空中で回転したんです。2回、くるって。
彼の前で2回。そしてそのまま遠くまで滑って行った」。

「ドナルドは激怒して、スキーを外して、シューズも外して、
レストランまで歩いて行ってしまった。我慢できなかった。ま
ったく我慢できなかったんです」>

(同上)


恋人が自分よりスキーがうまいのが、がまんできなかった!

その後の態度は、子供のようです。

 

▼トランプさんとのつきあい方

 

トランプさんの特徴を、もう一度見ると。


1. 過去について話すのが好きではない

2. けんかが好き

3. 失敗を受け入れるのが嫌い

4. 自分の名前が記事になるのが大好き

5. 良い政治家は良いセールスマンだと考えている

6. 自分は正直だから騒ぎになると考えている

7. パットが上手(らしい)

8. スキーの名人を良く思っていない、自分より上手いと見せ
つけられるのも嫌い


まとめると、

・率直、正直

・負けず嫌いで、競争好き

・目立ちたがり屋で、自己顕示欲が強い

・政治とビジネスを同一視

・他人に負けるのが我慢できない、自分が一番でないと気がす
まない


ということでしょうか?

こういう陽の人には、陰で接するのがいいと思います。

今、トランプはプーチンを認めていますが、本当に大統領にな
ったら、

プーチンとも習近平ともぶつかる気がします。


特に、スキーのエピソードでわかったことは、「使える」と思
いました。

もしトランプさんが大統領になったら、日本ははっきりと、


「日本は、アメリカの覇権が存続することを強く望んでいる」

「アメリカの覇権がつづくよう、協力を惜しまない」


といいましょう。

トランプさんは、にっこりほほ笑むことでしょう。

つづけて、


「しかし、国際社会は日本と同じようには考えていないようだ。

国際社会は、中国が覇権国家になると見込んでいる。

そのことは、アメリカの警告を無視して、57もの国がAIIBに入
ったことからも明らかだ」


といいます。

するとトランプさんの「負けず嫌い」に火がついて、「中国に
勝つにはどうすればいいか?」

と考えはじめることでしょう。

いつも書いていますが、日本が絶対に避けなければいけないの
は、

アメリカ抜きの日中戦争においこまれることです。

最良のパターンは、「アメリカを中心とするバランシング同盟」

を築き、中国が暴発できないようにすること。

もしトランプさんが大統領になれば、彼が望むように、リーダ
ーシップを発揮してもらいましょう。

日本が考えるべきなのは、彼の強大なエネルギーを正しい方向
にむかわせることです。

 

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