読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

【衝撃】★プーチンがアメリカに【最後通牒】

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


モスクワの最高気温は、プラス5度。

どんよりと曇り、近々雪が降るといわれています。

そして、私の心も、モスクワの天気と同じく、

寒く、暗く、今にも雪が降りそうな感覚。


なぜでしょうか?

プーチンがアメリカに、【最後通牒】を出したから。


今回の話は、昨日のつづきです。

必ずこちらからご一読ください。↓
http://archives.mag2.com/0000012950/20161012000000000.html
( ★ロシアは、アメリカと戦争する準備を開始した )

 

プーチン、アメリカに最後通牒

 

アメリカとロシアは、シリア停戦を実現すべく、共に作業を
進めてきました。

それで9月12日、停戦合意が発効した。

ところが、9月17日、アメリカ軍の空爆でアサド軍の兵士60人
が亡くなります。

アメリカは、「誤爆しました。すいません」と謝罪。

しかし、ロシア側は、「停戦をぶち壊すために、カーター国
防長官がわざとやらせた!」と激怒。

これでアサド軍は9月19日、「停戦終了」を宣言。

10月3日、アメリカはロシアとの「停戦協議中止」を発表しま
す。


米ロ関係は、大変険悪になりました。

ここから、ロシアは、あらゆる面で強硬になっていきます。

プーチンは10月3日、

「余剰プルトニウムの処分に関する米国との合意」を停止する大
統領令を出した。

 

<<ロシア>米との合意停止 余剰プルトニウム処分で

毎日新聞 10月4日(火)12時43分配信

 【モスクワ杉尾直哉、ワシントン会川晴之】ロシアのプーチン
大統領は3日、米露の核軍縮合意により生じた余剰プルトニウム
の処分に関する米国との合意を停止する大統領令を出した。

「米国の非友好的な行動の結果、状況が根本から変化した」とし
ている。>

 

「米国の非友好的な行動の結果、状況が根本から変化した」

この「非友好的な行動」とはなんでしょうか?

 

プーチン氏は3日、米露合意を破棄する法案を露下院に提出
した。

提出理由として、米側が余剰プルトニウムを発電で消費せず、
合意に違反して「貯蔵」しようとしていると指摘。

さらに、米国による

(1)東欧・バルト3国の軍備強化
(2)ウクライナ問題を巡る対露制裁
(3)ロシア国内の人権侵害に対して米国が制裁を科す「マグニ
ツキー法」(12年成立)

--などを列挙した。>(同上)

 

この三つなんですが、日本の新聞とロシアの報道では、かなり
ニュアンスが違っています。

ロシア国営放送RTR「ヴェスティ ニデーリ」10月9日では、


「ロシアは、アメリカに最後通牒をつきつけた!」


と報じられていました。↓
https://www.youtube.com/watch?v=o7zuMPq55WU


どんな「最後通牒」。

プーチンは、「合意に戻る条件」を提示しました。

その条件とは、


1、2000年9月1日以降NATOに加盟した国々の

軍事インフラと、アメリカ軍の兵力数を、

加盟前の水準に戻すこと。


これは、なんでしょうか?

ロシアの危機感、怒り、恐怖の原因は、「反ロシア軍事ブロック」
NATOの東方拡大にあります。

アメリカは、ソ連東西ドイツ統一を認める条件として、「NATO
を東に拡大しない」ことを約束しました。

しかし、ソ連が崩壊すると、約束をあっさり破って拡大を開始し
た。

それで、ロシアは怒り、また恐怖しているのです。

プーチンは、「これをやめろ!」と要求している。

ちなみに、2000年9月以降NATOに加盟した国とは、


エストニアスロバキアスロベニアブルガリアラトビア
リトアニアルーマニアアルバニアクロアチア

です。


2、ロシアに対する非友好的な政策をやめること

具体的には、

・マグニツキー法(2012年)
ウクライナ自由支援法(2014年)

の廃止。

「マグニツキー法」とはなんでしょうか?

弁護士セルゲイ・マグニツキーさんは、ロシア高官の汚職
暴露した。

ところが彼は、逆に「脱税容疑」で逮捕され獄中で亡くなっ
た。

アメリカは「人権侵害だ!」として、ロシアに制裁を課しま
した。


ウクライナ自由支援法」は、いうまでもなく2014年2月の
革命で誕生した

ウクライナ親欧米政権を支援する法律。


この二つを「廃止しろ!」と。


3、対ロシア制裁を解除すること

これは、わかりますね。

ロシア経済、相当大変なことになっています。


4、経済制裁でロシアが被った損失に対する賠償

う~む、他の要求もかなり難しそうですが、これは特に困難
でしょう。


5、アメリカは「余剰プルトニウム処分」のはっきりした計画
を提示すること。

この要求は、リーズナブルです。


本質をいえば、


NATOを拡大するな!拡大前の状態に戻せ!

・対ロシア経済制裁を解除しろ!賠償金を払え!


アメリカがこれらの要求に応じるとは思えません。

 

プーチンが、アメリカに「最後通牒」をつきつけた理由

 

アメリカが要求に応じることはないとわかっている。

では、プーチンはなぜ、「最後通牒」をつきつけたのでしょうか?


「アサドを守るため」だろうと思います。

アサド政権が倒れれば、当然(ウクライナ同様)親欧米政権が誕
生するでしょう。

新政権は、シリアのロシア海軍基地を閉鎖し、ロシアを追いだす
ことでしょう。

中東におけるロシアの影響は、(イランは残りますが)著しく衰
えます。


今までロシアは、アメリカと共に和平を推進してきました。

しかし、停戦合意発効直後に、アメリカ軍がアサド軍を「誤爆
し60人が亡くなったことで、

「アメリカは、停戦をつづける気がない」と判断した。


それで今度は、強硬な姿勢を示すことで、「アメリカが軍事介
入すれば、ロシアと戦うことになるぞ!」

と脅している。

アメリカとしてもロシアと直接対決はしたくありませんから、

空爆を考え直すだろう」との読み。


実をいうと、こういうプーチンの強硬さ、アメリカのエリート
にとって悪くないのです。


というのは、プーチンが暴れると、プーチンとの和解を宣言し
ているトランプが厳しくなる。


アメリカエリート層、最大の課題は、プーチンを抑えることで
はなく、

トランプを落選させて、「エリートの味方」ヒラリーを勝たせ
ることなのです。

もて遊ばれるのは、シリアの人たちの命・・・。

 

プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア

プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア

 
ロシアの妖精 Yulia 写真集 (ラビリンス)

ロシアの妖精 Yulia 写真集 (ラビリンス)

 
「対日工作」の内幕 情報担当官たちの告白

「対日工作」の内幕 情報担当官たちの告白

 
ユーラシアニズム―ロシア新ナショナリズムの台頭

ユーラシアニズム―ロシア新ナショナリズムの台頭

 
変貌するロシアの教育

変貌するロシアの教育

 
A31 地球の歩き方 ロシア 2016~2017

A31 地球の歩き方 ロシア 2016~2017

 
軍事大国ロシア

軍事大国ロシア

 
NHK出版 これならわかる ロシア語文法―入門から上級まで

NHK出版 これならわかる ロシア語文法―入門から上級まで

 
ロシア美少女ヌード 2017年度カレンダー 17CL-0619

ロシア美少女ヌード 2017年度カレンダー 17CL-0619