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フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

理想的な親とは 【法の妻子眷属をば連連教化すべし】 慈本寺ご住職の法話

 

日蓮正宗総本山大石寺案内

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    【理想的な家庭環境】

 先月は、「子ばかのススメ」と題して、子供としての立場から親への報恩や心構えについてお話しをさせて頂きました。
 今日は親の立場として子供や家族と、どう接していけばいいのか、お話しさせて頂きます。

 前にも引用したことがありますが、鈴木健二氏の『気くばりのすすめ』(講談社206頁~)に理想的な家庭環境というのが書かれています。
 箇条書きにしてみますと、

・夫と妻が良い人間関係を保っている家庭はそれだけで家庭教育の場で理想的な環境となる。

・両親が良き妻、良き夫であろうとせずに、無理矢理良き母、良き父であろうとすると、子供は非行に走りやすい。

・奥さんが御主人に朝の挨拶をするだけのことが、子供の教育にどれだけ役立つか。良い環境とは経済力でも、学問・知識でもつくり出せない。それは豊かな人間性以外にない。

・親が毎日を一生懸命に生きる姿を見せることだけでも、立派な教育になる。

・ヨーロッパでは、「料理」「育児」「宗教」の3つが、家庭教育には欠かせないと考えられている。
 母親の自慢の料理があり、「お母さんあれ作って」で家族全員が通じる家庭が良い家の象徴である。
 また、子供が小学生ぐらいになると、親は自分考え方、育児方針、病気をしたときの対処法、育児における成功点、失敗点まで話し、子供はノートに書き留める。そしてこのノートは、自分が家庭を持ったときに役立てる。
 宗教とは、教会を通して奉仕の精神を学ぶ事。
とあります。

 皆さんは、朝、家族と顔を合わせたら挨拶しますか?
 皆さんの子供さんが「あなたの家のお袋の味って何ですか?」と聞かれたら、しっかりと答えられると思いますか?
 そして、宗教は人間にとって欠かせないものです。ただし、何でも良いのではなく、そこには正邪、功徳と罰がハッキリしていますから、正しい信仰を実践することが大事になってきます。

 『気くばりのすすめ』は我々に大事なことを色々と教えてくれている本です。是非、機会がありましたら読んでみて下さい。

 

気くばりのすすめ (〔正〕)

気くばりのすすめ (〔正〕)

 

 

  【大聖人様の教えを信じる者としての教育】

 まず、品川の妙光寺前御住職、故尾林日至御能化様の布教講演集に、御信徒から伺った話として載っているお話しを御紹介いたします。
 「自分の家では、必ず年の初めに家族が信心の目標を立ててきました。長い一生を通して、御本尊様に縁をして今の幸せがある以上、御本尊様に報恩感謝出来る子供に育ててきました。
 娘や息子には、結婚相手を必ず結婚前に折伏しなさいと教えてきました。しかも相手だけでなく、手伝ってあげるからその家族をも折伏をして悦びの日を迎えなさいと話してきました。子供達は苦労に苦労を重ねながらも折伏を成し遂げ、二重の喜びの中で結婚式を迎えてきました。
 子供が親の言うことを真剣に聞いてくれたことが最大の誇りであり、こんな立派な子供達を持てたことが私は本当に嬉しい。ということを仰っていました。
 どうか、こういう家族もあると言うことを知って下さい。自分が実践しなければ子供には言えません。子供も両親の信心を受け継いで、折伏が出来るまでは結婚式を迎えませんでした。
 法統相続も、ただ受け継がせるだけでなく、強い親子の絆の上に、決意に燃えて、世代が変わるごとに、むしろ一家一族一門の人達が益々繁栄して信心の喜びに包まれる、そういう家族を作り上げていくことが本当の法統相続なのです。」
(『常宣院布教講演集 349頁』趣意)
と、尊い御指導をして下さっております。

 次に、北九州の法霑寺前御住職、故秋山日浄御尊能化のお話しを御紹介させて頂きます。
 「忘れもしない、昨年(平成3年)の夏休みに入った七月二十五日、夜の九時ごろでしたか、学会の婦人部長さんが女の人を連れてお寺へ来ました。
 その日の夕方、その女性の子供が学校から帰ってきたところ、ぐったりとしていたそうなんです。
 ちょうど土曜日だったので、どこの病院もお医者さんが留守で、どうしようもなくお寺へ連れてきて、「先生、御祈念してください」と言うのです。
 夜遅かったのですが、子供のことでもあったので、御祈念をしました。御経が終わって退座しようとした時、何となく気にかかったので、その女性に、「あなたの御主人は信心をしていますか」と聞いたのです。
 すると、「主人は信心しておりません」との返事だったので、私は「それではだめですよ。いくら私が御本尊様に御祈念しても、あなたがお題目を唱えても、御主人自身が信心しなければ。この子供は二人の子供でしょう」と言いました。
 「いくら言っても信心しないんです」とその女性が答えるので、「しないんじゃないんですよ。この子供はあなたが信心しなければ死んでしまうんだと、そうお寺で言われたから、この子供のために信心してくださいと頼んでごらんなさい」と私は言って、その晩は帰しました。
 次の日、その婦人は、子供の命欲しさに、何とか御主人を連れてお寺へまいりました。そして御授戒をいたしましたが、終了後、私は御主人に、「夫婦二人の子供なんだから、子供の命を救うために、一生懸命信心しなさい」と申しました。
 私もそれから一週間、その子供のためにお題目を唱えました。
 一週間後、ちょうど私が法事から帰ってきた時、本堂からものすごく大きな声でお題目をあげている声が聞こえたので、ちょっと本堂をのぞきに行ったところ、なんとその夫婦が、真ん中に子供をはさんで唱題しているところだったのです。
 本堂へ行って、その家族と共々に喜びを分かち合った時は、自分のことのように思えて、本当にうれしかったですね。
 そのことがあってから、その家族の近所の学会員達は、それまでさんざん宗門の悪口を言っていたことがまるで嘘のように、急におとなしくなり、逆にお寺を褒(ほ )めてくれるようになったぐらいです。
 たとえ、現在では池田大作氏の魔力に支配されてしまっている「創価学会」といいましても、もとはといえば純粋な信徒の集まりだったのですから、我々正宗僧侶が誠心誠意、あくまでも正しいことを訴えていけば、いつか判ってくれる時が、必ず来るものです。」
(大日蓮№554・平成4年4月号)

 平成2年11月16日に開催された本部幹部会において、池田大作による宗門誹謗発言がありました。
宗門と学会上層部でこの発言を巡ってやり取りがありましたが、学会は不誠実な態度に終始しました。
  そこで、平成2年の12月27日に宗規一部改正にともない池田氏や幹部の総講頭・大講頭の資格喪失がありました。
 平成3年は正月から血走った男子部が正宗寺院へ押しかけ、聖教新聞紙上で宗門批判キャンペーンが開始されました。
 そんな中で、学会の婦人が寺院に、娘さんの助けを求めたところに、娘さんを何としても助けたいという必死さがあったのでしょうし、まだ問題が起こって半年足らずで、今までの功徳、善心が破られていなかったとも言えます。
 とにかく、御能化様の「主人に信心させなさい」という的確な御指導と、娘を助けたいという父親の親心と、御本尊様の絶大なる仏力法力が合致したありがたいお話しです。
 創価学会問題が起きて、すでに25年になりますが、御能化様のお心を私達は受け継いでいかなければなりません。

  

心づかいの技術 (新潮新書)

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  【家族揃って信心できる素晴らしさ】

 第九世日有上人の『化儀抄』に、こういう教えがあります。
 第52条
 「一、謗法の妻子眷属をば連連(れんれん)教化すべし。上代は、三年を限って教化して叶わざれば中を違うべし、と候いけれども、末代なる故に人の機も下機なれば、五年も十年も教化して彼の謗法の処を折伏して、同ぜざる時は正法の信に失なし。折伏せざる時は同罪たる条分明なり云云」

 この意味は、
 『上代(日興上人・日目上人の時代)は、「謗法の妻子眷属を3年折伏しても入信しなければ、義絶しなさい」というような掟があった。
 しかし現在では末法の様相も色濃くなり、人の機根もますます下劣になる故、昔のように三年に限定するには無理があるだろうから、五年・十年と折伏しなさい。そしてそれでも入信しない場合においてはこちらの罪ではない。』
と仰せ下さっています。

 さらに日亨上人はこの化儀抄を註されて
 「一族に無信仰の者あれば、絶え間なく手を尽くして折伏しなさい。入信しないからと直ちに昔のように縁を切る必要もないが、根気よく折伏しても聞き入れないときは与同罪とはならない。
 しかし、謗法を責める勇気もなく、表面的な愛情で折伏しない者は、妻子の謗法と与同罪である。」
(富要1・166頁 趣意)

 家族、親族の全員が正しい信心をするということは至難ではありますが、決して諦めることなく、言い続けなければ与同罪になってしまいます。ここを我々は考えなければなりません。
 我々が諦めたら、誰が本当の仏の存在、真理を大事な家族へ教えるのですか?
 また、自分が亡き後、子供や子孫にしてやれることはたかが知れています。
 しかし、この信心を実践させれば、御本尊様の功徳は広大無辺であり、尽きることはないのです。
 どんな困難が立ちはだかろうと、乗り越える勇気と智慧と功徳を、御本尊様から頂戴することが出来るのです。
 未入信家族は、信心している家族の言動を冷静に見ています。大聖人様の法を信じている者として恥ずかしくない行動を心がける必要があります。いくら素晴らしい教えだかと言って、そこにあぐらをかいてはいけないのです。
 そうなる最低条件としては、親が強盛な信心を持っていることです。親がいい加減な信心であったり、怠慢であっては、法統相続は絶対にできません。
 御両親自らが率先し範を示して、子供を教育していくことです。時には厳しく、そして時には優しくとけじめをつけた教育が必要です。

 残念ながら自分には伴侶も、子供もいないと言う方は、我々支部が同志であり、家族です。元気なうちは支部の少年部、青年部をはじめ、先輩後輩関係なく、信心の面倒を大いに見てあげて下さい。
 そうすると、自然とそれぞれに必ず眷属が現れ、諸天善神の働きをすることでしょう。

 理想的な親とは、子供が後年「ウチの親は優しい親だったけど、信心のことには厳しかった。でも、今はそのことにとても感謝している。」と言われるような親ではないでしょうか。
 親族家族一同が、皆にこやかに登山している姿を思い描いてみてください。
今からでも遅くありません。願って行動していけば必ずなれるのです。

  

 

 

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