フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

RPE ★メルケルがドイツとEUを滅ぼす

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

皆さん、もう思い出すこともあまりないかもしれませんが。

欧州では、「大量難民危機」がつづいています。

2015年、欧州には、シリア、イラクアフガニスタンリビア
などから150万人(!)の難民がやってきた。

そのうち、110万人が、EU最大の経済大国ドイツに入りました。

皆さんどうですか?

ドイツの人口は、日本の約3分の2.

つまり、日本でいえば、「1年間に165万人の難民が押しよせ
てきた」という感覚。

難民は、戦火を逃れてきた人たちでかわいそう。

もちろん、受入国は衣食住を提供しなければならないでしょ
う。

当然のことです。

しかし、「難民」とは、私たちがイメージする、

「お年寄り」「小さな子供たち」「乳飲み子を抱える母親」

ばかりではありません。

中には、「若くて元気な男」もいるし、「イスラム国」(IS)の
メンバーもたくさんいる。

ちなみに、ドイツに去年入った難民うち、なんと13万人が行方
不明(!)なったそうです。

彼らは、保証された食事を捨て去り、どこに潜伏しているので
しょうか?

「ISと関係あるのではないか?」と、普通は考えますが・・・。

 

▼難民大量受け入れで、極度に治安が悪化したドイツ

 

さて、「若い男たち」がドイツで起こした衝撃事件については、
昨日も触れました。


<独、15年大みそかの性犯罪は全国規模 16州中12州で発生

AFP=時事 1月24日(日)10時52分配信

【AFP=時事】ドイツの警察は、2015年12月31日に同国
西部の都市ケルンで大規模に発生した性犯罪や強盗事件と同様
の事件が、ドイツの全16州のうち12州で発生していたと発表し
た。
現地メディアが23日伝えた。>

<最大の影響を受けたのはケルンがあるノルトライン・ウェス
トファーレン州で、

約1000件の被害届
~~~~~~~~~~~~~~~~
が提出され、次いでハンブルク州の約200件が続いた。>

 

1日1000件の性犯罪、強盗!!!

皆さんの街でそんなことが起こったら、どういうリアクションに
なるか、すこし想像してみてください。

拘束された容疑者は、ほとんどが外国籍

難民申請者もたくさんいたことから、反難民感情が一気に強まり
ました。

そして、ドイツでつい最近、移民、難民、ISがらみの事件が4件
連続でおきました。


<ドイツ南部バイエルン州ではこのほど、亡命希望者による攻撃
が2件続いた。

24日にはアンスバッハでシリア人男性が自爆し、15人が負傷した。

男性は難民申請を却下されたが、シリア情勢を考慮して一時滞在
を認められていた。

また18日夜には南部ビュルツブルクの列車内で、亡命希望のアフ
ガニスタン人少年がおのやナイフで乗客を襲い、5人が負傷。

いずれの容疑者も、過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)
に忠誠を誓っていたという。

22日にミュンヘンで9人が死亡したショッピングセンター乱射事
件は、イラン系の10代少年による犯行だったが、捜査当局はイス
ラム聖戦主義は無関係だとみている。

さらに24日には、ドイツ南部ロイトリンゲンで、シリア出身の難
民希望者が、ポーランド人女性をなたで殺害したほか2人を負傷
させたとして逮捕された。>

BBC News 7月29日)


日本でも最近、驚くべき凶悪犯罪が起こりましたが・・・。

ドイツでは、日本人ならびっくりするような事件が、

1週間で4件(!)も起きている。

出身者は、シリア、アフガニスタン、イラン。

難民、IS。

つまり、この一週間ドイツで殺された人たちは、ドイツ政府が
「無秩序に難民を受け入れた」ことの犠牲者といえるのです。

 

メルケル、驚きの会見

 

これらの事件を受け、メルケルさんは、会見を行いました。

ほぼすべての人が、「難民とISの凶悪犯罪がつづいているので、

ドイツ国民の安全のために、難民受け入れを制限せざるを得ない」

と言うこと期待していた。

ところが、実際は・・・。


<亡命希望者による事件が相次いだドイツで、メルケル首相は
28日、難民受け入れ政策を転換するつもりはないと述べた。>

(同上)


「難民政策を転換するつもりはない!」そうです。

ドイツ国民が続々と殺されているのに、なぜ?


メルケル氏は攻撃犯たちが「自分たちを受け入れた国を辱めた」
と批判しつつ、迫害や戦争を逃れようとする人たちは保護される
権利があると述べ、ドイツは保護されるべき人をかくまうという
「理念を堅持する」と強調した。>(同上)


「迫害や戦争を逃れようとする人たちは保護する」

人道的には、当たり前のことですね。

気になる言葉が入っています。

「理念を堅持する」


<「これは私たちの歴史的な義務であり、グローバリゼーションの時
代における歴史的な課題です。

ここ11カ月の間に私たちはすでに、実にたくさんの成果を出してきた」
と首相は表明した。>(同上)

 

難民大量受け入れは、「歴史的義務」だそうです。

どこからのリーダーが、「歴史的義務」とかいいはじめたら、

「要注意」です。


メルケルさんは、難民による犯罪、ISテロが多発し、ドイツ国民

が続々と殺されている「事実」より、


「理念」

「歴史的義務」


を重視している。

首相第1の役割は、「自国民の命と安全を守ること」なのでは?

 

メルケルに対する疑念

 

これからする話、証拠はありません。

しかし、ひょっとして、「メルケルさんは共産主義者で、

意図的にEUを破壊しているのでは?」という疑念すらわ

いてきます。


私は池上彰さんと佐藤優さんの対談本


●大世界史

(詳細は→ https://hec.su/c5Dt )


を読んでいました。

この本の122~123pにかけて、メルケルさんの話があります。


メルケルさんのお父さんは、ルター派の牧師でした。

故郷は、西ドイツのハンブルグだった。

60年代末、東西ドイツの行き来が難しくなり、メルケルさんの
お父さんは、

西ドイツに戻るか、東ドイツにとどまるか選択を迫られます。

牧師仲間はほとんど西ドイツに行きましたが、メルケルさんの
お父さんは東ドイツにどとまりました。

それで、メルケルさんのお父さんは、「共産主義体制に好意的
だった」のであろうと。

そして、佐藤さんから、こんな発言が出ています。


<アメリカのCIAからすると、メルケルは、共産主義者で、
「加入戦術」をやっているように見える。>(122p)


池上さんが、すかさず「加入戦術」の用語解説をします。


<池上

自分の思想を隠して組織に入り、やがて乗っ取ろうとする戦術です
ね。>

(同上)


そして、佐藤さんがアメリカ、CIAの意図を解説します。


<佐藤

メルケルは、東西ドイツ統一後にキリスト教民主同盟に入党した
けれども、

根っこでは東ドイツの価値観が身についている。

だからこそ、あえて反共的な党に入ったのではないか、と。>

(123p)


CIAはメルケルさんに疑念を抱いているので、ある行動をしてい
ます。


<池上

スノーデン事件で暴露されましたが、だからこそ、アメリカは
メルケルの電話を盗聴していたのですね。

佐藤

アメリカは、理由なしに盗聴をしません。

何らかの疑念がもたれていることは間違いない。

単にドイツの首相だから盗聴したのではなく、

米国は、メルケル個人の来歴に疑念を抱いていると思います。>

(同上)


なるほど~。

メルケルさんは、共産主義者なのでしょうか?

だから、崩壊した共産東ドイツの復讐をしているのでしょうか?

だから、共産主義陣営を崩壊させた西欧に復讐しているのでし
ょうか?

それとも、ただの「優しすぎるおばさん」なのでしょうか?

はっきりわかりませんが、確実にいえることは


メルケルさんの行動が、ドイツとEUを滅ぼしつつある」


ということです。

 

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