ドラマ『99.9 刑事専門弁護士』のおもしろさは何だろうか?

松本潤のプロ意識「本当にすごい」 片桐仁が語る「99.9」の役者陣のすごさ

BEST TIMES 5月3日(火)6時0分配信

 

現在放送中のドラマ『99.9 刑事専門弁護士』に出演中の片桐仁さん。他の役者陣との共演に学ぶところが多いといいます。

 

松本潤香川照之、栄倉奈々……全員から勉強させてもらっている

 それはもう、現場では毎回刺激を受けていますよ! 
『99.9 刑事専門弁護士』(TBS系)で言えばキャストが豪華ですから、共演者の人たちからいろんなことを学ばせてもらっています。
 主演の松本潤君は、嵐のコンサートで演出も担当しているくらいですから、物事を俯瞰で見る人。現場でも自分の役は当然ですけど、僕とか絡みのある共演者に対しても「どう見えているか?」と考えながら演技しているし、演出家にもはっきり自分の意見を言いますからね。本当に彼は“演出家肌”なんだなぁって思います。
 何よりタフ! 嵐のコンサートを地方で2日間やった次の日に、早朝から夜中までドラマの撮影をして、さらに翌日にはレギュラー番組の収録ですからね! 「死んじゃうぞ!」と思うくらい働き通しなのに、台本もしっかり読んでセリフを覚えて、さらに自分なりに「もっとこうした方がいい」ってアイディアも持ってくるんですからプロですよねぇ。弱音を吐かないし。本当にすごい! 
 香川照之さんも3月末から約1か月間、歌舞伎の地方公演で東京にいなかったから自分の出演シーンをまとめて撮ったんですけど、セリフを覚えるだけでも大変なのに「家に帰って歌舞伎の稽古をしないと」って……どんだけタフなんだよ! って感心させられますよ。
 僕が言うのも失礼ですけど、香川さんは46歳で歌舞伎を始めているからものすごく努力をされているんですよね。歌舞伎の世界って2歳、3歳あたりから始めるのが伝統で、演目や演技を知り尽くしているから、稽古も長くはやらないらしいんです。でも、香川さんは歌舞伎を始めて間もないから他の人たちの何倍も稽古をしなくちゃいけないらしくて。役者としてものすごい実績を持っている方なのに、「歌舞伎を4年やって、やっとわかってきたことがいくつかある」って……バイタリティすごすぎ! 本当にエネルギーの塊なんだなって感じますね。
 栄倉奈々ちゃんもプロ意識が高い女優さんですよね。普段は屈託のない感じで誰とでもフランクに接してくれるし、「私は女優よ」みたいなオーラも出していないし。でも、本番に入った瞬間に役にスッと入るんです。切り替えのうまさというか、「この子は本物だなぁ」と……勝手に感心しちゃっています。
「99.9」は本当に、「プロの集まり」のような現場なので、勉強することしかないですよ! 

 

明日の第四回の質問は「Q4.役者として目標(参考)にしている俳優はいますか?」です。

取材・文/田口元義

 

 

f:id:ashuhokkekoshu:20160505203041p:plain

1回目では赤井さんに帰せらた濡れ衣を、松本潤が綿密な現場検証と再現で引きはがした。

2回目は依頼人の過去まで遡り、事件の真相を抉り出した。

3回目は冤罪を晴らすことこそが被告人の本当の利益であることを証明した。

いずれの事件も被告人側の弁護士が、探偵さながら事件の真相にメスを入れ、真犯人をあぶりだす痛快さがたまらない。

現実はそんなにうまくいかないだろうし、ここまで真実にこだわってくれる弁護士も少ないだろう。

しかし、ヤメ検弁護士を演じる香川さんとの、丁々発止のやりとりで一般的な司法の常識が非常識であることを浮かび上がらせていく手法が心憎い。

主人公に対する周囲の見方は、当初から比べて格段に変わってきている。

岸部一徳のつかみどころのないボスぶりも、弁護姿勢に関する見解の中庸さが感じられて頼もしい。

竹ノ内さん主演の「パートナー」とともに、弁護士ドラマが好印象なのは、世相の影響もあるのだろうか。

 

 

I seek / Daylight(初回限定盤1)(DVD付)

I seek / Daylight(初回限定盤1)(DVD付)