フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

不謹慎狩りに思う

 タレントの紗栄子(29)が19日、熊本地震被災者のために500万2000円を寄付したことを明かした。だが、ブログに掲載した金額入りの振込受付書に対し、ネット上では「いちいち出すな」「好感度上げたいのか」と批判する声が…。こんなゆがんだ“不謹慎狩り”が横行し、熊本で被災したタレントの井上晴美(41)にまで誹謗中傷が浴びせられる異常さだ。このほか、被災地にエールを送った藤原紀香(44)や西内まりや(22)、上地雄輔(37)らも袋叩きに遭っている。一体、何が問題なのか――。

 この日、紗栄子はブログなどで「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます。家族みんなで祈ります」とメッセージ。掲載した振込受付書の金額は、なんと500万2000円! ポ~ンと大金を渡すとは、なかなかできることではない。

 だが、ネット上では振込受付書の金額を隠さなかったことに「いちいち見せなくていい」「好感度を上げるために利用している」と異論が噴出。なかには「(前夫の)ダルビッシュ有からむしり取った月500万の養育費の一部だろ」といった声もあった。

 紗栄子と交際中の“資産2000億円男”前澤友作氏(40)も同様の手法で1000万円を寄付。こちらにも批判が集まっている。

 叩かれているのは紗栄子だけではない。

 歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)と結婚したばかりの紀香は16日のブログで被災地にエールを送るも、文末に「どうかこれ以上、被害が広がりませんように 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください」と書き、大炎上。「自分に酔ってる」「地震天罰と言いたいのか」と反発を招き、問題箇所を削除した。

 この日もファンから「疲れたまってないですか?」と心配され「睡眠はあまり取れていませんが…」と“80分睡眠”であることを告白。「寝てないアピールするな」とまたも袋叩きにされた。

 悪気はないのに叩かれる――。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「“不謹慎狩り”ですね。東日本大震災の時にもありましたが、有名人の不謹慎発言を狙って攻撃する人がいるんです。だから反応が早い。書き込んでいる人は意外と普通で、出勤途中や休憩中にネットをチェックしては『いい格好しやがって!』と、ウサ晴らしに書き込んでいることが多いんです」と指摘する。

 これまでに、どう見ても不謹慎な書き込みをして叩かれた有名人がいたのは事実だが、今回のケースは“ゆがんだ不謹慎狩り”と言わざるを得ないだろう。

 女優の長澤まさみ(28)は地震発生直後の14日夜に笑顔の写真をインスタグラムにアップしただけで「不謹慎だ」の大合唱。“CM降板騒動”の矢口真里(33)はブログで募金活動についてつづっただけで「出しゃばるな」と言われた。

 女優の西内は16日に自撮り写真を添え「九州の方だけではなくみーんな、備えあれば憂いなし。頑張ろう。支え合おう。?」とツイート。軽いノリが反感を買ったのか「不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい」と謝罪するハメになった。

 ベッキー(32)との不倫が報じられた「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)も標的に。長崎県出身の川谷は15日にツイッターで「九州にいる家族は無事でした。良かった」と報告したが、ネット上では「熊本っぽく言うな」「またゲス発言」と反撃に遭った。

 こだわりが裏目に出たのは上地。15日に更新したブログは一見、地震と無関係の記事のように思えるが、各文の1文字目を1行目から順に縦読みすると「熊本九州負けちゃダメだよ」というメッセージになる。あえて間接的な表現にしたのだろうが「いや、そこはストレートでいい」とツッコミが相次いだ。

 芸能リポーターの川内天子氏は「紗栄子さんの写真は、私も一瞬『えっ!?』と思いましたが、自分ができることをできる形で行った彼女はすてきです。叩いているのは、何もやっていない人。そんな人が文句を言う権利はないと思います。タレントのイメージや先入観だけで『こいつは叩いていい』と勝手に判断している」と憤る。

 熊本の自宅が全壊する被害に遭った井上晴美地震直後から現場リポートを続けてきたが、心ないネット民から「愚痴りたいのはお前だけではない」と中傷され、意気消沈。「これで発信やめます これ以上の辛さは今はごめんなさい 必死です」と更新をストップした。

「不謹慎狩りはヘイトスピーチと同じで、放置すればつけ上がる。ひどい書き込みには運営側に情報開示請求を行い、書き込んだ人物を特定し、法的措置を講じるなど何らかのアクションを起こすことが有効かもしれません」(前出・井上氏)

 いつから日本はこんなギスギスした国になったのか――。

インターネットというのは、大衆というものを映す鏡です。便所の落書きとおなじという人もいますが、匿名性の放逸はすばらしいことなのです。言論の自由ですから。

大衆の醜悪さを軽蔑したり、抑圧することの方が異常なのです。

ルサンチマン

この愛すべき言葉。

大衆とは嫉妬の塊なんです。

実名・顔出しでメディアに登場する方には、大衆の闇に向き合う覚悟が必要です。

政治家などその矛先の代表ですが、今や芸能人にも矛先が向けられているのですね。

 

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