フレブル君日記

フレブルはゆるいよ

唱題中に思考することは何か

 成仏は、勤行唱題中に何を考えるかで仏因の中味が決定します。その思い考えたことが、即生活の場に繁栄されます。日蓮大聖人の仰せになることを忠実に信じ、我見を払拭させ唱題することが大事です。そこに掛け替えのない、日蓮大聖人が仰せになる成仏の境界に通じる道があります。身口意の三業にわたる姿勢が必要です。
 信心において唱題中は一般的に、折伏成就や自己に於ける成仏の御祈念があります。具体的に唱題中に何を考え思えばよいのか、信心をしていても、理解していない方や、唱題中に何を考えればいいのか迷う方もおられましょう。
 唱題中は、まず考える前に身口意の三業を整え、気持ちを落ち着け、冷静になり心の乱れを無くしリラックスすることです。一番初めの題目三唱で身口意の三業を整え、気持ちを落ち着けます。それにより正しい思考力が働きやすくなり、三毒に汚染された考え方を止めることが出来ます。それが戒である「防非止悪」です。この姿勢が出来上がれば、更に深い心の平静を得ることが出来ます。それが禅定です。この気持ちを唱題中に持続させることで、御本尊様から有り難い我慢偏執に依るところの智慧ではなく、仏様の考えに通じる智慧が頂けます。この智慧を生活の中に繁栄させることで「我此土安穏」があり「常寂光土」へと繋がります。
 日蓮正宗に伝わるところの唱題は以上の姿勢が非常に大事です。この道理から逸脱している唱題は、本当の唱題とはいえません。迷いや悩みを増幅させる結果に繋がり、慢心を高めることにもなります。同じ唱題でも天地雲泥の差が生まれます。
 この基本を理解した上で、唱題行に勤めることで功徳を頂くことが出来ます。具体的に考えることは、人それぞれの性格や家庭環境により違いがあります。唱題中は他力本願にならないように、自分自身の力で成し遂げなければという気持ちが大事です。そこに成仏に繋がる成長があり、あらゆる生活に於ける困難に耐えうる精神「不自惜身命」が養われます。人間は誰かに頼りたいという気持ちが生まれやすいです。それは己心の魔や師子身中の虫で、その気持ちが成仏の妨げとなります。
 思考という思い考えることは、三毒である怒りと、貪欲な気持ち、そして愚癡は慎みましょう。己の命において三毒の汚れが付いていないか思い考えることです。心の汚れを落とすことをまず考えましょう。心の汚れを落としたところに、正しい判断力が出来ます。三毒を根本とした御祈念では、当然功徳がありません。怨嫉などを助長させます。此処が上手くいかないところに「難信難解」の由縁があります。
 特に唱題中は、日蓮大聖人の仏法と照らし合わせ、現実の自分自身の生活と、かけ離れた点がないか自問自答し、自分を振り返る気持ちを持つことです。勤行唱題は、自分を振り返り、日蓮大聖人の仰せになる御指南に近づけるよう努力することです。その気持ちを毎日毎日繰り返すことで、今の境界が少しずつ変わり、冥益の功徳を得ていきます。正しく末法の御利益です。
 唱題中は生活に於けるところの様々な雑念を、払拭させることも心がけましょう。また、一日の計画は、朝の勤行の唱題中、大まかに立てることです。全く立てずに一日を過ごすよりも、厳密でなくても大凡の予定を立てれば、一日がスムーズにいきます。朝起きたら顔を洗い歯を磨くように、心も洗わなければいけません。心を洗う行が勤行唱題です。
 仕事や家庭、学校のことなど、人生を全うする上で通過しなければいけない場面が沢山あります。スムーズに通過させる智慧は、勤行唱題によって御本尊様から頂くことが出来ます。唱題は心の境界を高める大切な修行です。
 寺院での唱題行は、家庭では困難な心の安らぎが得られます。その安らぎが生活の安穏を作用し、成仏の境界へと通じていくのであります。

 

大願とは法華弘通なり―地湧倍増は折伏にあり! (法華講員体験シリーズ 3)
 

 

 

日寛上人御書文段

日寛上人御書文段

 

 

 

総本山第六十八世御法主日如上人猊下 御指南集〈16〉

総本山第六十八世御法主日如上人猊下 御指南集〈16〉

 

 

 

総本山第六十八世御法主日如上人猊下 御指南集〈15〉

総本山第六十八世御法主日如上人猊下 御指南集〈15〉

 

 

 

寿量品説法

寿量品説法