簿記の勉強のおもしろさ・・・簿記は一種の哲学的世界でした

現在、簿記2級の11月合格を目指して勉強しています。

6月の試験は準備不足で、散々な結果となってしまいましたが、今度の試験では途中であきらめるような結果にならないと確信しています。

簿記というのは中世のイタリアで発明された、複式簿記のことを一般に言います。

複式というのは、借方と貸方という左右対称の美しい計算方法のことを言います。

20年前の6月に3級に合格して以来の試験勉強ですが、簿記の奥に眠る創作者の哲学的世界観に触れるような気がして、最近では単なる試験勉強を超えた境地に進んできました。

左右の左側を借方といいます。借方は存在の表象であり実在であります。

あなたがもし、現金1万円を手に入れたとしましょう。

帳簿の左側に「現金」と勘定科目を記入し、「10,000」と金額を書き入れます。

これは人間生活を代数に置き換えて記号化する作業なのです。

しかし、それだけでは事実を述べているだけなのです。

現金1万円の裏側、存在理由は分かりません。

あなたの手にした1万円の意味は、右側に記載されます。これを貸方といい、そこに「借入金」と書かれていれば、「なあんだ」となり「給与」とあれば「おお!」となります。

存在の諸相を二元論的に表示する、れっきとした哲学なのです。

企業ではその全ての活動が、簿記によって表現されます。

二元論とは二進法であり、コンピューターや易経の世界観とも同じです。

人の知恵の奥深さを実感する日々です。

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第2版

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