謗法厳戒に違背との邪難を破す(その2)

《学会の戯れ言》

 
 大石寺周辺の檀徒の謗法を放置したうえ、あろうことか身延派日蓮宗とも迎合するなど謗法を犯しています。(身延派とは日蓮大聖人・日興上人と師敵対した宗派。)

【破 折】

 日蓮正宗は、身延派などの日蓮宗はもちろんのこと、他宗教団と交流を深めるなどということは一切ない。

 ただし、総本山大石寺では、普段から一般の人が総本山内を見学することは自由であり、それは身延派を含めた他宗の僧侶であろうと例外ではない。しかし、他宗派の人が大御本尊を参拝したり、供養したりすることは厳しく禁じている。  
 また、本宗の僧俗が身延や千葉、鎌倉などの他宗寺院にある大聖人の聖跡を見学することもある。しかしこれは、信仰心をもって参詣するのではなく、あくまでも歴史を学ぶ糧にしたり、他宗の実状を知るためなので、謗法にはあたらない。

 第九世日有(にちう)上人は『化儀(けぎ)抄』に、

「但し物見遊山(ものみゆさん)なんどには神社へ参(まい)らせん事禁(きん)ずべからず」(聖典九八七頁)

と仰せられ、この御文について第六十六世日達上人は、

「物見遊覧(ゆうらん)のため神社を見て廻(まわ)っても、それを禁止する必要はありません。しかし信心の心で詣(まい)って礼拝(らいはい)しては、謗法の人に同ずることになって与同罪(よどうざい)をこうむるのであります」(達全一-四-五五八頁)

と解説されている。

 創価学会は、日蓮宗(身延派)の僧侶が大石寺を見学するために訪れたり、本宗の僧侶が他宗寺院にある史跡(しせき)を見学したことを、ことさら大仰(おおぎょう)に取り上げて、「宗門は日蓮宗と交流を深めている」などとデマを流しているにすぎない。
 これは、創価学会が会員に対して、あたかも宗門が謗法厳誡(ほうぼうげんかい)の精神を失(うしな)ってしまったかのように思わせるための悪口でしかない。

〈大聖人の御精神を失い、折伏を忘れた創価学会

 一九九六年(平成七年)十一月十七日、創価学会インタナショナル(SGI)は、第二十回の総会を開き、「SGI憲章」の制定を発表した。その第七項に次のような一文がある。

「SGIは仏法の寛容の精神を根本に、他の宗教を尊重して、人類の基本的問題について対話し、その解決のために協力していく」

 要するに、これまでは「邪宗・邪教」として排撃してきた諸宗教を尊重し、対話をしていくというのである。
 =事例=


①他宗との対話という方針のもと創価学会は、平成七年十一月以降、関西広報局文化部長の秋庭洋氏が、天台宗高野山真言宗、浄土真宗本願寺派日蓮宗天理教立正佼成会、PL教団、円応教、金光教泉尾教会、新宗連などの諸教団等を訪問。従来、諸教団を「邪宗・邪教」と排撃してきたのは、日蓮正宗の教義に拘束されていたからであり、「大変申し訳なかった」と謝罪。「今後は、こうした姿勢はとらないので、誼を通じていきたい」と、『お詫び』行脚し、他宗教に対する姿勢をこれまでの対決路線から対話路線、協調路線へと変更することを強調した。

②こうした創価学会の意向を受けて、宗教界の中にも善隣教の力久隆久教主など創価学会と積極的に友好関係を結ぶべきだと主張する宗教者もおり、宗教法人法の改正に際して創価学会と連係したり、阪神淡路大震災をめぐる新宗連主催のシンポジウムに創価学会が出席するなど、一部宗教者と創価学会の協調の動きも散見される。

③平成十一年十月の自・公連立政権成立以後、全日本仏教会立正佼成会が自・公連立反対の姿勢を明確にするなど、多くの教団、宗教者が自・公連立に反発、不快感を示した。

 そこで創価学会公明党は再び、宗教界に対する懐柔工作を試みる。
 まずは、河上覃雄代議士ら公明党幹部が全日本仏教会新宗連に挨拶に出向(全日本仏教会は拒否)。

④平成十一年十月十日の立正佼成会庭野日敬開祖の葬儀には、西口浩広報室長(副会長)、正木正明役員室長(副会長)が列席。

⑤半年後の平成十二年六月の総選挙を前に、立正佼成会が反自・公連立の姿勢を鮮明にし、自・公連立に賛成する候補は支援しないとの姿勢を打ち出すや、創価学会は激しく立正佼成会を非難。

 例えば、青年部の新人事が発表された平成十三年八月十七日付の「聖教新聞」の寸鉄。そこで次のように立正佼成会を攻撃した。
 「反学会のゴロツキ政党を応援した佼成会。折伏の猛攻撃開始。偉大な男子部」

 これ以後、「聖教新聞」には立正佼成会に対する熾烈な攻撃の言辞、また日蓮正宗立正佼成会を結びつけて非難する記事が頻繁に掲載されるようになる。

 まずは八月二十四日付「聖教新聞」に掲載された「二十一世紀の『創価の時代』」と題する秋谷会長らによる座談会記事。そこでは、「邪悪を攻め抜いてこそ正義!」「追撃の手を緩めるな!」「『宗教弾圧』の元代議士一派 立正佼成会の応援も空しく 全員落選」などの見出しのもと、「完全に見かけ倒しだった佼成会」などと、立正佼成会を激しく罵っている。

 同様に二十七日付の「二十一世紀の『創価の時代』」では、「日顕立正佼成会と野合 悪は臆病ゆえに群れたがる」「佼成会との野合・結託は大失敗」と、日蓮正宗立正佼成会があたかも連携して「新党・自由と希望」を応援し、創価学会の前に敗れ去ったかのような誹謗中傷記事を掲載している。

 さらには前述の「寸鉄」にも、次のような下品きわまりない文字が羅列されていた。  

「身延や佼成会にぺこぺこする日顕。他宗の路地裏を、うろつくドブ鼠か」  

「身延にこび、佼成会にへつらう日顕。なんと汚らしい悪臭・腐臭の法主よ」

 平成七年には『お詫び行脚』し、「今後の融和・協調を打診。また、平成十一年十月の庭野開祖の葬儀に参列し、その理由を「庭野先生の御業績に敬意を表するため」(西口広報室長)としていた創価学会は、立正佼成会が「政教分離」を遵守するとの姿勢に基づき、自・公連立に反対する姿勢を明らかにするや、たちまち立正佼成会に対して牙をむいた。

 このような創価学会の動きは、創価学会の他教団に対する姿勢が極めて政治的なものであり、直接的には公明党の政権参画に対してどのような姿勢とるかに置かれていることを示している。創価学会公明党に敵対せず、公明党の政権参画を容認する教団はいい教団であり、これに反対する教団は、撲滅・攻撃の対象になるということである。

 このように従来の方針を平然と変え、積極的に邪宗教と共存を図る創価学会こそ、日蓮大聖人の謗法厳誡の精神を失った集団になっているのである。

【学会員への質問】

聖教新聞の寸鉄に、「身延や佼成会にぺこぺこする日顕。他宗の路地裏を、うろつくドブ鼠か」 「身延にこび、佼成会にへつらう日顕。なんと汚らしい悪臭・腐臭の法主よ」とかつて掲載しましたが、そのような事実は全くありません。なにをもってそう言うのですか?

②さらに、ドブ鼠・悪臭・腐臭などと個人攻撃をしていますが、聖教新聞は国民の間で「子供に読ませたくない新聞」の一位に輝いている事実を知っていますか?

③関西広報局文化部長の秋庭洋氏が、天台宗高野山真言宗、浄土真宗本願寺派日蓮宗天理教立正佼成会、PL教団、円応教、金光教泉尾教会、新宗連などの諸教団等を訪問。従来、諸教団を「邪宗・邪教」と排撃してきたのは、日蓮正宗の教義に拘束されていたからであり、「大変申し訳なかった」と謝罪した事実をご存知です?

池田大作も、かつて誕生寺などへ行っていますが謗法なのですか?

⑤平成十一年十月十日の立正佼成会庭野日敬開祖の葬儀には、西口浩広報室長(副会長)、正木正明役員室長(副会長)が創価学会として列席。おかしくないですか?

⑥ある時は、立正佼成会にすり寄り、開祖の葬儀にまで参列し、公明党に反対する姿勢を示すや、撲滅・攻撃の対象にするなど、とても信仰者の態度ではありません。謗法厳誡などと叫び、宗門を詈っていますが恥ずかしくありませんか?