★プーチンは、東ウクライナを独立させる?

プーチンは、東ウクライナを独立させる?

(激化する欧米とロシアの対立)




全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!


北野です。



日本ではすでに「過去の事件」と思われがちな、ウクライナ


しかし、いまも大きく動いています。


そして、状況はますます悪化するばかり。


現状どうなっているのか、見てみましょう。


ちなみに今回の話、基本を抑えておかないとわけがわかりません。


まず、ダイヤモンド・オンライン、こちらをご一読ください。

プーチンとロシアの本音を徹底解説(北野幸伯
http://diamond.jp/articles/-/58173/


(@携帯・スマホで読めない場合は、PCからおためしください。)



では、本題。



プーチンは、東ウクライナを独立させる???




かなり衝撃的な情報がでてきました。



<東部の「国家」独立に言及=ウクライナ和平交渉でロシア大統


時事通信 8月31日(日)19時58分配信


 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ和平
交渉で、親ロシア派が支配する東部の「国家」としての独立問題が
議論されるべきだと述べた。

31日放送の政府系テレビ・第1チャンネルのインタビューで「(ロシ
ア系)住民の権利擁護のため、東部の国家機構などの問題について、
実質的な対話を早期に開始しなければならない」と語った。>






プーチンウクライナ「東部」の「独立」について語りはじめた。


で、ウクライナ東部の「親ロシア派」は、ロシアの支援なしで独
立などできません。


これはつまり、「プーチンウクライナ東部を独立させることを
考えている」ということでしょう。



これに関連して、とても気になることがあります。


ロシアのメディアで最近、「ノボロシア」という言葉が頻繁に
でてくるようになった。


「ノボ」というのは、「新しい」という意味。


「ロシア」は「ロシア」。


つまり、「新ロシア」というのが、独立後の「ウクライナ東部」の
国名になるってことですね。


これに関連して。


<親ロ派が合併協定=新国家「ノボロシア」樹立−ウクライナ東部

 【ドネツクウクライナ東部)時事】ウクライナ東部で一方的に
独立宣言した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」
は24日、合併して統一国家「ノボロシア(新ロシア)」を樹立する
協定を締結した。

ドネツク人民共和国トップを名乗るプシリン氏が、ドネツク市内で
開かれた支持者集会で明らかにした。

ドネツク、ルガンスク両州では、行政庁舎などを占拠する親ロ
シア派武装勢力が実権を掌握しつつあり、ウクライナ軍が「対テ
ロ作戦」を展開中。

これに対し親ロシア派は25日の大統領選前に、中央政府への対決
姿勢を一層強めた。
(2014/05/25-05:18)>





これ、日付をみればわかるように5月25日の記事です。


3ヶ月以上経って、プーチンも、「テコ入れ」を決めたのでしょう。




▼突如強くなった「親ロシア派」



これに関連して、もう一つ気になることがあります。


欧米は、ロシアに対し、「ウクライナ東部の親ロシア派支援をやめ
よ!」と批判しつづけてきました。


ところがロシアは、「支援してない!」と否定しつづけてきた。


実際、ロシアが本格的に支援しているのなら、親ロシア派はとっく
ウクライナ軍を撃破していたことでしょう。


クリミアの例を見てもわかりますが、ロシアがマジで出てきたら、
ウクライナはどうすることもできません。


つまり、ロシアはいままで、「あまり」支援してこなかった。


実際、プーチンもラブロフ外相もこれまで、「ウクライナ東部を
併合するつもりはない」と語ってきた。


そして、ロシアの主張は、「ウクライナは西と東で連邦制になる
べきだ」というものだった。


それで、ウクライナ東部の状況は悲惨でした。


「クリミアのように俺たちもロシアに併合してほしい!」と4月に
独立宣言した。


ところが、ロシアから「フラレタ」状態になっていた。


しかし、もう後にひくことができず、仕方なくウクライナ軍と戦う
ことになったのです。


もちろん、勝算は薄く、負けっぱなしだった。


そして、ルガンスク、ドネツクから数十万人といわれる難民がロシ
ア領に流れ込んでいます。


ところが、「親ロシア派」が突如強くなった。



ウクライナ軍が優勢だった東部の戦闘状況は雲行きがあやしくな
ってきた。

ドネツク州南部では、ロシアから侵入したとみられる戦車部隊など
が突然攻撃。

親ロシア派の武装勢力は国境近くのノボアゾフスクからさらに戦線
を広げ、約40キロ西で政府が同州の臨時の行政拠点を置く人口4
5万の都市マリウポリ占拠を狙う。>


朝日新聞デジタル8月31日)





「ロシアから進入してきた戦車部隊が」!


これは、ホントか、ウクライナのプロパガンダかわかりません。


しかし、「親ロシア派」が突如強くなったのは事実です。


ロシアのメディアでも、毎日「親ロシア派連戦連勝」の報道がされ
ている。



これは、「ロシアが強力に支援している」以外に理由がみつかりま
せん。




プーチンは、欧米を「核」で脅す




そして、プーチンは、欧米を脅します。



< 一方、武装集団を支持するロシアのプーチン大統領は29日、
モスクワ近郊で開いた若者との対話で、ウクライナ政府を支持する
欧米諸国に対抗する姿勢を改めて示し、「自国の安全を守るため」
として軍事力を強化する方針を強調した。

 プーチン氏はウクライナ危機の発端について、「強制的に憲法
違反した形で政権交代を行ったため」と指摘した。

同国東部の状況に関し、「(親欧米路線に)同意しない勢力が軍用
機や大砲、戦車などを使って抑圧されていることが、今の欧州の価
値観というのなら非常に失望する」とポロシェンコ政権と欧米を非
難した。

「ロシアは最強の核大国の一つであり、核の抑止力と戦力を強化す
る」と述べ、欧米をけん制した。 >


(読売新聞8月31日)




▼欧州は、さらに制裁を強化へ



さて、強気なプーチン・ロシア。


反攻に転じるウクライナ東部「親ロシア派」。


一方、欧州は、さらなる追加制裁を行う構えをみせています。



<EU>露のウクライナ侵攻を認定 1週間で追加制裁


毎日新聞 8月31日(日)21時18分配信
 【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)は8月30日、首脳
会議を開き、「ロシア軍のウクライナ領土内での攻撃」を非難し、
ロシアに即時撤兵を要求する首脳宣言を採択した。宣言では、追加
的な対露経済制裁の実施も盛り込んだ。

追加制裁は1週間以内に加盟国間の合意を経て発動する。

今年7月の追加制裁と同様、金融やエネルギー、軍事分野などを対
象にする見通し。

ロシアのウクライナへの軍事介入を巡り、欧州とロシアの対立は一
層、深まりそうだ。>





欧州は、そもそもロシアとの関係を悪化させたくない。



なぜなら欧州は、天然ガスの3割をロシアに依存し、その他の経済
関係もとても深いからです。


欧州は、ロシアの報復制裁(食品輸入禁止)で、かなり打撃を受
けています。


我が家も、ギリシャ、スペインの果物、

バルト3国、フィンランドの乳製品などを普通に食べていたの
で、残念。


欧州もそうですが、ロシアにも打撃がある。


そう、禁輸で食料品の供給が減り、「インフレ」になっている。



ロシアとケンカしたくない欧州。


欧州とケンカしたくないロシア。



なのに、なぜかどんどん悪化していくロシアと欧州の関係。



欧州とロシアを対立させて、「漁夫の利」を得ようとしているの
がアメリカです。


(実際、アメリカとロシアの経済関係は薄く、制裁合戦になって
もアメリカはあまり痛くない。)



シェール革命で、09年ロシアを抜き、「天然ガス世界1」に躍り出
たアメリカ。


供給が多すぎて、国内のガス価格が下落。


欧州の3分の1、日本の5分の1になっている。


採算をとるために、「輸出先」を探しています。


その有力な「見込み客」が欧州なわけです。


ロシアと欧州がケンカする。


欧州はロシアからガスを買う量を減らし、アメリカから買うように
なる。


こういう話が、ロシアでは、「定説」になっています。


もちろん、EUの追加制裁は大歓迎。



<EUのロシア追加制裁合意、米が歓迎


読売新聞 8月31日(日)20時58分配信


 【ワシントン=井上陽子】米国家安全保障会議(NSC)のヘイ
デン報道官は8月30日、欧州連合(EU)がロシアに対する追加
制裁発動に向けて合意したことについて、歓迎する声明を出した。

 米政府は、ロシア軍のウクライナ侵入を強く非難し、オバマ大統
領は9月4、5日に開かれる北大西洋条約機構NATO)首脳会議
で、対露制裁強化について協議する方針を示している。 >





▼欧州新大統領は、対ロシア強硬派




もう一つ気になるニュースがあります。


いわゆる「EU大統領」がかわるのですね。


そして、新大統領は、バリバリの「ロシア強硬派」です。



<EU次期大統領に対露強硬派、トゥスク氏


読売新聞 8月31日(日)9時56分配信

 【ブリュッセル=三好益史】欧州連合(EU)は8月30日の首
脳会議で、任期満了に伴うファンロンパイ欧州理事会常任議長(E
U大統領)の後任に、対ロシア強硬派として知られるポーランド
トゥスク首相(57)を充てることを決めた。

 12月1日に就任する。

東欧出身者がEUの主要ポストに就くのは初めて。

 ウクライナ問題が緊迫化する中、ロシアへの制裁強化を主張して
きたトゥスク氏が選ばれたことは、ロシアをけん制する狙いもある。

ただEU内には対露制裁で温度差があり、トップとしての手腕が問
われる。>





これについて。


「欧州」は一つと思われていますが、実はそうではありません。


どちらかというと、ドイツ、フランス、イタリアなどのほうが「親ロ」で
す。


たとえば、ドイツ、フランスは、ロシアと共にイラク戦争に反対しました。


一方東欧は、かつて「ソ連(ロシア)の実質植民地にされた!」ので、

ロシアを恐れ、かつうらんでいる。



なかでもポーランドは、もっとも親米で、もっとも反ロシアなのです。


モスクワ国際関係大学時代の親友がポーランドにいます。


彼は、「ポーランド人は、『プーチン・ロシアがウクライナを併合し、
ポーランドに攻め込んでくることをみんなおそれている』といいます。



そんなポーランドのトゥスクさんがEU大統領になる。


これも、もちろんアメリカの意向によるものでしょう。





▼安倍さんはくれぐれも慎重に行動を




というわけで、欧州・ロシアでは、激しい「情報戦」「経済戦」(制裁合戦)
が行われています。


そして、ウクライナ東部では、欧米対ロシアの「代理戦争」が行われている。



そんな中、ラッキーにも平和でいられるのが日本です。


しかし、安倍さんは、アメリカの決意をあまくみるべきではありません。



プーチンを呼ぶにしても、必ずアメリカに、丁寧に根回しをするべきです。



現在の大局は、  中ロ  対   欧米。



日本は現在欧米側につき、おかげで「尖閣」は安泰になっています。


しかし、安倍さんがアメリカの反対を無視してプーチンをよべば、


ご本人にその気がなくても、「戦争の最中に同盟国アメリカを裏切った男」に
なるでしょう。


(根回ししてOKが出れば、中ロ分断のために、是非プーチンを呼ぶべきです
が・・・)


そうなると、私たちは、「突如、石破さんが強くなった!」という奇妙な現象を

目撃することになるでしょう。



読者さんの中で総理に近い方。


是非このことを、安倍さんにお伝えください。



戦前日本は、満州国に固執しすぎて滅びの道を行きました。


北方領土はもちろん大事ですが、日本のサバイバルはもっと重要です。


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プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>

立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)


「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!

今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)

2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。

ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。

プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。

しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家ネオコン
首領チェイニー米副大統領が・・ ・。(証拠つき)

こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。

08年のロシア−グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。

なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?

プーチンとメドベージェフの対立。

そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?

大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
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★Uさまからのメール


北野さま

いつもメルマガ楽しみにしています。



プーチンとロシアの本音を徹底解説」を拝読させて頂きました。



安倍総理がこのメルマガを読んで
オバマ大統領からプーチン訪日の許可を得られたらいいのですが…。


メルマガの続きはダイヤモンドオンラインで拝読させて頂きました。


今までは特に登録なしで読めてたと思うのですが、
今回からは無料会員登録をしなければ読めなかったので、
会員登録が面倒でやめてしまった人が出たかもしれません。


でもそれすら面倒がる人はそれはそれでしょうがないのかもしれませんね。


話は変わりますが、相武台脳神経外科の加藤先生の動画や
Facebookで北野さんのご様子を拝見させて頂きましたが、
肌にシミ・シワもなく、大変ご健康そうでなによりでした。


動画では洗脳ということが1つのテーマとなっていましたが、
私自身、親や学校、いろんな組織などに幾重にも洗脳されていた
ことに最近どんどん気づき始めました。


やはり一方からだけの見方・意見だけを見聞きし続けていると
洗脳されてしまうんだなということがよく分かりました。



また、私だけでなく、社会の下層から上層部に至るまで
ほとんどの人が洗脳されていて、それに気づいていないことが分かりました。


そういった意味でも米英情報ピラミッドだけでなくロシア情報ピラミッド
からの情報も得ていらっしゃる北野さんの国際情勢分析は
とても納得させられます。


一人でも多くの人が北野さんのメルマガを読み、
洗脳から目覚めて日本の自立に向かうことを願っています。



朝貢反日新聞(略称:朝日新聞)の部数が減り、北野さんのメルマガ読者が増えれば
日本の滅亡をもう少し先延ばしできるかもしれませんね。



北野さんも頑張ってください。



私も頑張ります!