★プーチン本人、ウクライナ軍事介入を語る

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。





(●全米につづき、全豪津々浦々に「慰安婦像を建てる!」と宣言
した韓国。

そんな韓国に、「倍返し!」したい方は、必ずこちらをご一読くださ
い。↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140227000000001.html


(●アメリカでKGBエージェントはどんな暮らし?
詳細は【編集後記】で!)




さて、RPEの特徴は、「世界で唯一、全情報ピラミッドを超越する
媒体であること」です。


日本人、米英人は、「米英情報ピラミッド」に洗脳されている。

中国人は、「中共情報ピラミッド」に洗脳されている。

欧州人は、「欧州情報ピラミッド」に洗脳されている。

ロシア人は、「クレムリン情報ピラミッド」に洗脳されている。



インターネット時代なので、意識して情報収集すれば、自国の情報
ピラミッドを超えることは可能です。

しかし、おそらく95%以上の人は、「洗脳されっぱなし」になってい
る。


RPEは、いろいろな情報ピラミッドを自由に行き来し、「あっちのピ
ラミッドではこういってるけど、こっちのピラミッドではこういってるよ」
と伝えます。

すると、あら不思議。


あなたにかけられていた強固な洗脳は、アッというまに解除されて
しまうのです。


前置きはこのへんにして。


ウクライナ軍事介入について、プーチン本人が何を語っているの
か知りたくないですか?


3月4日に、記者会見が開かれました。


もちろん、プーチンは、「ロシアの主張をプロパガンダするため」
に記者会見を行った。


ですから、信じる必要は全然ありません。


「あ〜、ロシアはこういうプロパガンダでくるのね〜」と思いなが
ら見ていればいい。


それでも、「プーチン本人は、ウクライナへの軍事介入について
何をいっているか?」


そういう情報を、日本国民が得ても、よいかと思います。


記者会見の様子は、↓でみることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=xk9VsvPCN9I


全部そのまま訳すとあまりにも長くなりすぎますし、日本人にと
ってはあまり意味のない情報もあります。


そこで、「日本人にも興味のあるポイントだろう」と思われる部
分を要約させていただきます。


ちなみに今回の話、基本をおさえておかないと理解できませ
ん。


まだの方は、必ずこちらからご一読ください。

ウクライナ革命1〜これまでの経緯↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140228000000001.html

プーチンは、なぜウクライナに【軍事介入】するの?↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140302181000001.html



ウクライナ新政権とヤヌコビッチ大統領について


プーチン


<今の(ウクライナの)政権は、「合法」か?

議会の一部は、そう(合法)だ。

他は全部違う。(つまり違法)


大統領代行が合法ということはできない。

「合法」とはまったくいえない。


合法的な大統領は、ただ一人。

彼(合法的な大統領)には、なんの権力もないことは明らかだが。

純粋に法的な意味で、合法的な大統領は、ヤヌコビッチだけだ。


ウクライナの法律によると、大統領をやめさせる方法は三つあ
る。


死。(大統領が死んだ時)

二つ目は、大統領自身が、辞任を宣言したとき。

三つめは、弾劾。


弾劾手続きは、憲法に記されている。

これには、憲法裁判所、最高裁判所、議会などが参加しなけれ
ばならない。

とても、複雑で、長いプロセスだ。

この(法的弾劾)手続きは行われなかった。

だから、法的な観点からすると(ヤヌコビッチがいまも合法的大
統領であることに)、議論の余地はない。>




ここからわかること。


1、プーチンは、ウクライナからロシアに逃げ出したヤヌコビッチ
が、「法的」にはいまだに「大統領」だと思っている。


2、プーチンは、ウクライナ新政権の大統領代行などを「合法」
と認めていない。




▼軍事力の行使について


プーチン

<軍事力の行使について。

今のところ、その必要はない。

しかしその(軍事力を行使する)可能性はある。>



<なにが「軍事力行使」の理由になるか。

第1に、「合法性」だ。

合法的大統領ヤヌコビッチから直接、「ウクライナ住民の自由と命
と健康を守るために軍を派遣するよう」依頼があった。>



参照↓



<<ウクライナ>「前大統領から要請」 安保理で露大使強調

毎日新聞 3月4日(火)11時29分配信

 【ニューヨーク草野和彦】緊迫するウクライナ情勢を協議するため
国連安全保障理事会は3日、公開の会合を開催した。ロシアのチ
ュルキン国連大使は、ウクライナのヤヌコビッチ前大統領がプーチ
ン露大統領に書簡を送り、「ウクライナ国民保護のため」にロシア軍
の展開を要請していたと明らかにした。>




プーチン

<私たちが一番心配しているのは何か。

私たちは、ネオナチ民族主義者、反ユダヤ主義者が、(首都)キ
エフを含む各地で荒れ狂っているのを見ている。

ある地方の知事は、手錠をかけられ、広場に引き出され、真冬に
水をぶっかけられた。

その後彼(知事)は、地下室に入れられ、そこで拷問を受けた。

これはなんだ?

これは民主主義なのか?

ちなみにこの知事は、ごく最近、(去年)12月に任命された。

ウクライナの)政権が、全部腐敗していると仮定しても、彼(知
事)には、何かを盗むひまもなかっただろう。>





プーチンはここで、ウクライナ新政権側には、「親欧米」の民主
主義者ばかりでなく、「ネオナチス」「民族主義者」「反ユダヤ
義者」などがいて、

人権を侵害していることを強調しています。




●動画参照。↓
ウクライナ革命で大きな役割を果たした「右派セクター」の集
会。↓
http://www.youtube.com/watch?v=d-SWDQbCgfY
活動について。
http://www.youtube.com/watch?v=uJmHIXVK95Y




プーチン

<(ヤヌコビッチの)地域党の建物が占拠された時、何が起こ
ったか知っているか?

そこに党員は誰もいなかった。

2〜3人の技術担当者が出てきた。

一人のエンジニアが、占拠した人々にいった。


「女性たちを通してくれ。

私は、エンジニアだ。

政治とは全然関係ない」


彼は、公衆の面前で撃たれた。

もう一人のエンジニアは、地下室に連れていかれ、焼き殺された。

これも「民主主義」の現れなのか?


これらをみるとき、私たちは、ウクライナ東部・南部の、ウクライ
ナ国民、ロシア系ウクライナ人、ロシア語を話す住民が、何をお
それているのか理解できる。


彼らは、こういう無法を恐れている。

こういうことが(ウクライナ)東部でもおこってくれば、そして支
援を求められば、

合法的大統領の公式要請があるのだから、

私たちには、これらの住民を守る権利があるのだ。

そして、それは全く合法だと考える。>




ここまでをまとめると。


1、ウクライナ新政府側には、「ネオナチ」「民族主義者」「反ユ
ダヤ主義者」が混ざっている

2、彼らはウクライナ各地で、虐待したり、人を殺したりしている

3、ロシア人の多い東部や南部の住民は、「ネオナチ」「民族主
義」などがやってきて、虐待を開始することを恐れている

4、ロシアは、ウクライナ大統領の要請によって、ウクライナ
民を守る権利有している



とまあ、こういう論理です。



▼欧米からの批判について


プーチン


<私たちは、私たちの行動の「違法性」をしばしば非難される。

私が、「あんたたちは全部『合法なのか?』と質問すると、

彼らは「そのとおり!」という。


アメリカの「アフガニスタン」「イラク」「リビア」での行動は、

国連安保理の許可なしで行われた。

あるいは、リビアでは、安保理決議を曲解して行われた。>




(●北野註

2001年からのアフガニスタン戦争は、「アメリカが攻撃されたこ
とに対する集団的自衛権発動」という名目で行われた。

03年からのイラク戦争は、国連安保理の許可を得ないままお
こなわれ、国連事務総長も「あれは国際法違反だ」と明言した。

11年のリビア攻撃について、ロシアは、「安保理で決議された
のは『飛行禁止区域の設定』であり、リビア攻撃ではないと主
張している。)




プーチン

<われわれのパートナー、とくにアメリカ合衆国

彼らはいつも、はっきりと正確に、自分のための地政学的国
益を、執拗に追求している。

そして、「俺たちと一緒じゃない奴は、俺らの敵だ!」といって
他の全世界をひきずりだす。


私たちは、(アメリカと違い)極めて合法的に行動している。

私は常に「国際法の順守」を支持してきた。

われわれが、私が「軍事力行使」の決定をくだすとしても、そ
れは「合法」である。

完璧に「国際法」に従っている。

なぜなら、合法的大統領からの要請があるからだ。>




ここでプーチンは、


1、ロシアの行動は「違法だ!」と批判されている

2、しかし、他の国々、とくにアメリカの行動は、大変しばしば「違法」
である

3、ロシアの行動は、逆に「国際法」に従っている


と主張しています。


もちろん、欧米や(ロシア系以外の)ウクライナ国民は、「それは違
う!」ということでしょう。



▼欧米の制裁について



プーチン

<制裁について。

制裁の結果については、「制裁を課す側」(つまり欧米)が考え
なければならない。

相互依存の強い現代世界で、「損失」を与えることは可能だ。


しかし、それは【双方】の「損失」になる。


そのことも考えないといけない。>




プーチンはここで、欧米が制裁してきたら、ロシアも制裁しか
えすと宣言しているのですね。

「やられたらやり返す!」です。



つづいて、参照。



<<G8>ロシア除く7カ国共同声明「サミット準備凍結する」

毎日新聞 3月3日(月)13時28分配信

 【ワシントン及川正也、モスクワ田中洋之】オバマ米政権は2日、
ロシア軍がウクライナ南部クリミア半島をすでに掌握し、事実上の
占領下に置く準備を進めていると明らかにした。

反発を強めるオバマ政権国連や英仏独などと連携し、ロシア軍
の撤退を求める動きを強める。

主要8カ国(G8)首脳会議参加国のうちロシアを除く日米など7カ
国は同日、共同声明で「6月にロシア・ソチで予定されるG8サミッ
トの準備活動への参加を凍結する」と表明し、軍事行動を非難し
た。>




6月に予定されている、G8のソチサミット準備を凍結する。

これについてプーチンは。



プーチン

<G8について。

G8の準備をしている。

受け入れる準備はできる。

しかし、彼らが来たくないのなら、来る必要はない。>



▼クリミアの未来について



プーチン

<住民だけが、自由と安全のある条件下で、

自分たちの未来を決めることができるし、決めなければならない。

コソボの住民がそれ(独立)をし、世界中のいたるところで、それ
が行われた。

国連で認められた「民族自決権」は、だれも廃止していない。


その地域に住む住民だけが、自分たちの未来を決める権利があ
ることを強調したい。>




ここでプーチンは、「クリミア自治共和国の住民自身が独立をの
ぞむなら、ロシアは反対しない」といっています。


そして、クリミア自治共和国住民の60%はロシア系。

3月30日の住民投票で「事実上の独立」がなされることはほぼ確
実でしょう。



▼ヤヌコビッチの未来



プーチン

<彼(ヤヌコビッチ)には、政治家としての未来はない。

私は、彼にそのことを伝えた。

私たちが彼を助けたのは、「人道的」な理由からだ。

「合法的な大統領」を排除する一番簡単な方法は、「殺すこと」だ。

思うに、彼は殺されていただろう。>



プーチンは、「ヤヌコビッチが唯一の合法的大統領だ」といいなが
ら、

彼がウクライナに戻って再び政権につけるとは思ってないのです
ね。

国を捨てて逃げ出した大統領を、国民が受け入れることはありえ
ないでしょう。



ウクライナ革命の黒幕はアメリカ


プーチン

<(今回の事件は)欧州との政治・貿易協定を拒否したことから
はじまったといわれている。

ヤヌコビッチは、協定調印を拒否したわけではない。

彼は、協定を分析したところ、「国益と合致しない部分がある」
といった。

「われわれは、エネルギー価格を急騰させることはできない。

国民はすでにかなり厳しい状況にあるのだから。

われわれはロシアとの経済関係を断ち切ることはできない」と。

ウクライナ機械部門の輸出は、ほとんど全部ロシア向けだ。

西側諸国は、ウクライナ製品を何も買わない。

この関係(ロ・ウクライナ経済関係)を断ち切れというのか?>


<企業は動かなくなる。

失業者は増える。

彼(ヤヌコビッチ)は、「そんなに急激にやることはできない」
「もっと話し合いましょう」といった。

彼は、「調印を拒否した」わけではないのだ。


彼は、何か自分の権限外のことをしたのだろうか?

彼は完全に、自分の権限内で行動し、何も違法なことはしていな
い。


これは、彼ら(欧米)が野党の権力闘争を支持するための,、ただ
の「口実」だったのだ。

何も特別なことではない。

しかし、「無法状態」「反憲法クーデター」「政権の武力奪取」をし、
現在の「カオス」をつくりだすことは許されるのだろうか?

思うに、これは許されることではない。>


<西側のパートナーが、ウクライナでこれ(革命)をやるのは、
はじめてではない。

アメリカのどこかで、研究室の職員たちが、ネズミに対して実験を
している、そんな印象を受ける。

彼らは、やっていることの結果を理解していない。

なんのために、これ(革命)をしなければならなかったのか?

誰か説明できるか?

なんの説明もないのだ。>



↑ここでプーチンは、「自由を求めるウクライナ国民が、平和裏
に革命を起こした」という一般論を明確に否定します。


今回の革命の背後には、欧米、とくにアメリカがいる。


そして、今回の革命は、「アメリカの実験だった」のだと。


ウクライナ国民は、アメリカにとって「実験対象のネズミでしか
ない」と。


もちろん、アメリカにはアメリカの言い分があり、それを私たち
日本国民は毎日マスコミ経由で聞かされています。



しかし、たまには、全然正反対「クレムリン情報ピラミッド」情報
を聞くのも「刺激的」なのではないでしょうか?