★アメリカがデフォルトした場合の対策を知っておこう

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。





皆さんご存知のように、アメリカのデフォルトはひとまず回避され
ました。



オバマ米大統領「世界での信頼損ねた」 債務問題めぐり

朝日新聞デジタル 10月18日(金)9時52分配信

 【ワシントン=五十嵐大介】米政府が債務不履行(デフォルト)の
危機を土壇場で回避したことについて、オバマ米大統領は17日、
「これほどまでに世界における米国の信頼と地位を損ねたものは
ない」と語った。>




とはいえ、「ひとまず」という言葉がぴったりです。


アメリカの債務問題が、これからも繰り返し繰り返し世界に緊張を
与えることは間違いありません。

そして、いつか本当に「その日」が来ても、誰も驚きません。


この問題について読者の津田さんから、こんなメールが届いていま
す。



<初めてメール致します。

津田と申します。

返信は不要ですが、私のような疑問を持っていらっしゃる方々もい
らっしゃると思いますので、メルマガの中で教えて下さい。

アメリカのデフォルト回避のニュースが日本でも流れています。

それを見たり聞いたりするたびに不思議に思うのです。

過去に、何度か覇権国家が没落した事がありますね。

それでも、人類は存続しています。

経済活動が完全にストップした事実はありません。

であれば、アメリカのデフォルト等の話を、さも世界の終わりのよ
うに話される事にどれだけの意味があるのでしょうか?

解決策や対策の取り方などを例示されるなどをなさらないと、単
なる脅しやビックリさせる事に喜びを見出す愉快犯の域を出ない
ようにさえ思えます。

「ホラ危ないぞ」としか言わないのは、日本の財務省レベルでは
ないですか?>



おっしゃるとおりです。

というわけで早速、私が非常に尊敬している金融の超プロ天野
統康先生にきいてみました。


▼アメリカがデフォルトした場合の対策


天野先生からのおたより原文は、「おたよりコーナー」をごらんく
ださい。


教えていただいた対策は、以下のとおりです。



<・株や投資信託のような市場に連動するリスク性資産を減らす。


・ドル資産の割合を減らす。円や他の通貨の割合を増やす。


・銀行が破綻する時に備えて1行につき1000万円までにしておく。
もしくは全額保証される個人口座や当座預金口座に移動させておく。


・年金や保険は、自らの加入している保険会社などの健全性や、加入商品を
確認しておく。破綻したときにどのような影響を受けるかは、加入商品によって
全然違うため。


・金などのリスク時に強い商品の割合を増やしておく。


・ドルの混乱で、物流が一時的に止まるかもしれないので、
食料や水、ガソリン、現金を用意しておく。>



一応、少し説明も補足しておきましょう。



●株や投資信託のような市場に連動するリスク性資産を減らす。


アメリカがデフォルトすれば、株は大暴落することでしょう。

投資信託は、利益どころか大マイナスになることでしょう。

08〜09年の例をみてもわかりますね。



●ドル資産の割合を減らす。円や他の通貨の割合を増やす。


アメリカがデフォルトすれば、ドルは暴落するでしょう。

当然、円高になるでしょう。

08年のアメリカ発「100年に1度の危機」の時も、円高になりました。




●銀行が破綻する時に備えて1行につき1000万円までにしておく。
もしくは全額保証される個人口座や当座預金口座に移動させておく。


アメリカがデフォルトしたら、倒産する銀行も出てくることでしょう。

1行につき1000万円までは保証されるのですね。

てことは、口座が一つしかなく、そこに1億円預けておいた。

その銀行が倒産したら、9000万円失うことになります。


1億円あって、二つの銀行に5000万円ずつ預けておいた。

そして、一行倒産したら、5000万円プラス保証1000万円で6000万円
残ります。


3行に3300万円ずつ預けておいて、一行倒産した。

その場合、3300万円 + 3300万円 + 保証1000万円で 7600万
円残ります。

とにかく、複数の口座をもっておいた方がいいのですね。


「・・・・・・・いや、俺はそんなに金ないから一行で十分」という人。


倒産したら、しばらく業務がとまるので、金引き出せなくなる可能性
大です。

ですから、預金残高が1000万円以下の人も、複数の口座を持って
おきましょう。



●年金や保険は、自らの加入している保険会社などの健全性や、加入
商品を確認しておく。破綻したときにどのような影響を受けるかは、加入
商品によって全然違うため。



●金などのリスク時に強い商品の割合を増やしておく。

08年の危機のときもそうでしたが、有事になると金(ゴールド)があがり
ます。



●ドルの混乱で、物流が一時的に止まるかもしれないので、
食料や水、ガソリン、現金を用意しておく。

これも十分ありえますね。



というわけで天野先生、ありがとうございました!


さらに詳しく知りたい方は、先生のこちらの動画をごらんください。


09年5月 家計保全12/14  米国の崩壊の可能性 天野統康
http://www.youtube.com/watch?v=7tQM8yh9N0A



そして、金融・裏のカラクリを知りたい方。

天野先生の本もメチャクチャおもしろいですよ!


●サヨナラ! 操作された「お金と民主主義」
なるほど! 「マネーの構造」がよーく分かった

(詳細は→  http://tinyurl.com/byuvlfw )


さらに、天野先生のブロマガも、ぜひご一読ください。


ブロマガ 
「マネーと政治経済の原理からニュースを読む」

http://ch.nicovideo.jp/amanomotoyasu