論語

論語という本は、本当に不思議な書物です。人間についての全てが書かれていると言っても過言ではありません。

短い章句が500編ほどで構成されています。

しかし、通読するというとなかなか難しかったりもします。

それにはひとつからくりがあって、儒教という宗教でがんじがらめにされてしまっているから、その言葉が現代人から頓珍漢に聞こえてしまうのです。

儒教というイデオロギーから「論語」を解放し、孔子の言葉が生きた言葉で読めるようになれば、座右の書の筆頭となるでしょう。

人間通になる書物。それが論語なのです。

佐久先生は慶応義塾高校の国語教師でしたが、古典の素晴らしさを生徒に伝えることで定評のあった方です。その先生が完訳をだされていました。

「高校生が感動した論語」も良かったですが、この本も素晴らしい本です。ぜひ読んでみて欲しいと思います。翻訳の仕方でここまで論語が身近になるのですね。