チョークポイントを制する国が世界を制する

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├ 2013年08月07日 チョークポイントを制する国が世界を制する
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和田です。

7月14日付の『北海道新聞』に以下のような記事が出ました。

(転載はじめ)

▼中ロ艦艇、北海道・宗谷海峡を通過 計21隻、中国海軍は初確認

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/479480.html

防衛省統合幕僚監部は14日、ロシアと中国海軍の艦艇計21隻が
13日昼から14日早朝にかけて、宗谷海峡を日本海からオホーツク海に向けて
東方向に通過したのを確認したと発表した。いずれも領海への侵入はなく
「通過の目的は不明」としている。同省が中国海軍艦艇の
宗谷海峡通過を確認したのは初めて。

両国は5〜12日、ロシア極東ウラジオストク沖の日本海で
合同軍事演習を行っており、演習に参加した艦艇の可能性がある。
宗谷海峡国際海峡に指定されており、国際法上の問題はないが、
防衛省は両国海軍の動向を注視している。

同省によると、13日午後4時ごろ、海上自衛隊の哨戒機などが、
宗谷岬の西南西約250キロの海域を北東に進む
中国海軍のミサイル駆逐艦やフリゲート艦、補給艦など5隻を確認。
その後、5隻すべてが14日午前5時までに宗谷海峡を通過した。
5隻は今月3日、対馬海峡を通過して日本海を北上するのが確認されていた。

ロシア海軍の艦艇については、
13日正午ごろから午後7時ごろにかけてミサイル巡洋艦
ミサイル駆逐艦哨戒艇、補給艦、病院船など計16隻の通過を確認。
ロシア艦艇の宗谷海峡通過が確認されたのは、
26隻が航行した昨年7月以来となる。

(転載おわり)

温暖化の影響で北極圏の氷が溶け始めて、
夏の時期の海路ができています。

以前、奥山さんもブログで指摘していましたが、
近年、ロシアだけでなく、イギリス、アメリカなどが
海路調査など始め、静かな戦いとなっています。

「G2」という話は、読者の皆さんもご存知かと思いますが、
中国はアメリカに太平洋を二分しようと持ちかけていました。
そして、案の定、この北極圏の海路にも興味を示したようです。

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マラッカ海峡などは有名ですが、
軍事戦略上、また、通商公益上の要衝であり、
地理的に狭まっていてボトルネックとなり得る地点を、
地政学では”チョークポイント”と呼びます。

そして、海洋国家が、その命綱となるシーレーンを確保するために、
もっとも重要なことは、この「チョークポイント」のコントロールです。

チョークポイントを制する国が世界を制する、と言われていますが、
今後、この北極圏航路が拡大してゆけば、
日本はもちろん、東アジアの国々にとっては、
宗谷海峡が北の「チョークポイント」となる可能性が大いにあるのです。
これまで、それほど重要とされていなかった宗谷海峡が、
北極圏の温暖化によって重要度が上がってきているわけです。

これはどういうことかと言うと、
もちろん地理そのものは変化しませんが、
「テクノロジー」の進展や、時代の状況・大きな潮流の転換によって
その地点の政治的重要度が大きく変わってきます。

先日、奥山さんが翻訳して出版された、
ダンビサ・モヨ女史の「すべての富を中国が独占する」
( http://goo.gl/kgHjjq )の中では、
食料・資源等のいわゆる「商品」がこれから逼迫することは必至で、
それに対する具体的な戦略をとっているのは、
現状では、事実上、中国しか存在していない、
として、中国の絶大な優位性を説いています。

この北極圏に関する新たな地政学的な状況の変化に対して、
中国として、軍事戦略的にも押さえておくべきと考えるのは当然ですが、
モヨ女史の分析を信ずるとすれば、軍事面だけではなく、
通商・交易の分野でも、北極ルートに出てくることが想定されます。

アフリカ諸国に対して、貪欲に触手を伸ばす"強欲国家"が、
次にどんな手を打ってくるのかを、我々は注視しておく必要があります。
そのためにも、もっと「地政学」的思考、戦略思考を持って、
日々のニュースを追うことが必要です。

これまでのように、石油の動向を追うならば、
中東からのマラッカ海峡へと至るシーレーンが重要でした。
それに、加えて、これからは、「シェールガス革命」の進展具合にもよりますが、
前述の宗谷海峡、さらに、
アメリカ領のアラスカと、ロシアとの間の「チョークポイント」である、
ベーリング海峡の意味合いが、決定的に変化することもあり得ます。

地政学」をしっかり理解出来るようになれば、
このような世界の動きに対する"嗅覚"が自然に鋭くなってきます。

奥山さんが地政学講座CDでは、こういった海洋国家の考え方、
チョークポイントの考え方などを含めて、
地政学」という学問を、じっくりひとつひとつ解説しています。
ぜひ、皆さんもこの講座で、「地政学」を身に付けて下さい。

 → http://www.realist.jp/geopolitics.html

( 共同管理人 和田 )

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