「国難の正体」を読み解く

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├ 2013年07月24日 「国難の正体」を読み解く
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和田です。

もうかなり前の話になるのですが、
「アメ通」初代主筆である、
片岡鉄哉先生宅に伺っていた時に、
以下のようなやりとりをしたことがあります。

      • -

::和田::

片岡先生、アメリカでは、ネオコンやらリベラルやら
南部の保守のオヤジなどいろいろなグループがありますよね?

それぞれが自分の利権を守るような主張をしてますが、
結局、今は(その当時は、ブッシュ息子政権)
ネオコンが動かしていますよね。

で、ネオコンっていうのは、アメリカ国民の幸福というよりも、
あきらかにイスラエルの利益だったり、
軍産複合体のために動いていますよね。
武器の在庫処分の戦争もあるでしょうし。

それって、要するに、ネオコンがアメリカの国体、国民を使って
自分たちの利権を守っているってことになりませんか?

::片岡::

その面はあるね。

      • -

片岡先生らしく(笑)、
あっけなく、あっさりと肯定してくれました。

覇権国家アメリカといえど、
諸々の勢力の思惑で踏み付けられる
一般のアメリカ国民はたまったものではないな・・・
と、その時、思ったものです。

  • :-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

この片岡先生とのやり取りを思い出したキッカケは、
先月、ある人生の大先輩にお会したことだったのですが、
愛国者であるその方のご自宅に伺ったときに、
大きな神棚にかざってあった、1冊の本を薦められました。

「国難の正体」(馬渕睦夫著)
http://goo.gl/uJ3o1c

さっそく読んでみたのですが、これが非常に面白い。

この馬渕氏は、元駐ウクライナモルドバ大使だそうです。
その記述内容について、必ずしも
すべてにおいて賛同出来るわけではないのですが、
世の中には、

「どうせ、ロックフェラーあたりがすべてを決めたことであろう」

といったような、いわゆる「陰謀論」系統の言説は山のようにあります。
しかし、この本はその類のものとはちょっと違いました。
実際の回想録などから引用する形式なので、
著者自身の単なる思い付きなどではなく、一定の証拠付きであるため、
その論を否定することが出来ない部分が多くあります。

この点が、同じ外務省出身という立場であっても、
近頃、話題のあの孫崎氏とは違うところです。

では、孫崎氏と馬渕氏の本はどこが違うのか?

孫崎氏の場合は、根拠が曖昧なまま、
あたかも、すべてアメリカが悪いという方向に流れがちです。
加えて、日本はチャイナと連携すべ(取り込まれる)きだという発想のようです。
アメリカの"悪賢さ"ぶりはよくわかるとしても、
だからといって、どうしてチャイナということになるのか?

すべてをコントロールしているのがアメリカだというならば、
チャイナのこともコントロールしているわけで、
それならわざわざチャイナにハグする必要はあるのかっ?!
と、思わず突っ込みたくもなります。

孫崎氏には他にも突っ込みどころはたくさんありまして、
田中角栄を潰したのはアメリカだとしています。
※もっとも、石原慎太郎氏なども、アメリカのせいとしていましたが

しかし、この点については、
"王殺し"をしたのはアメリカでなく、
日本のエスタブリッシュだったという説があり、
これは、

角栄失脚 歪められた真実」(徳本栄一郎著)
http://goo.gl/45LhzM

という本などでも論証されています。

また、孫崎氏は、"あの"(笑)鳩山由紀夫氏のブレイン
と目されているだけあって、
尖閣はチャイナのモノだと主張しているようですが、
この件なども、

尖閣諸島冊封琉球使録を読む」 (原田 禹雄著)
http://goo.gl/PsjhgN

を参照してみれば、孫崎氏が主張の論拠としている
「井上清説」のおかしな点が明らかになります。

などなど諸々ありますので、
私は、孫崎の主張は聴くに値しない、と判断してますが、
今回薦められた馬渕氏の本は、
逆に、これまで私自身が「そうではないのかな?」と考えていたことと
いちいち合致しているので、我が意を得たりの感が強かったわけです。

さらに、この馬渕氏の著書では、
NYやロンドンシティの英国系金融資本が、
アメリカという国体を使って世界を管理している・・・

という、一見すると、非常に「陰謀論」風の話が展開されるのですが、
それについては長くなりそうなので、次回に続けようと思います。

※次号につづく

(共同管理人 和田 )

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GHQ,マッカーサーが日本に上陸したとき、あまりに何もない
貧しい国であることに驚きました。

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指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。

そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、
アメリカ研究や資源研究の本、そして、
戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。

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