プロパカンダの対象としての「B層」を考えてみる。

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├ 2013年06月10日 プロパカンダの対象としての「B層」を考えてみる。
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共同管理人の和田です。

今回は、最近、私が読んだ本のお話をしたいと思います。

適菜収氏の「B層の研究」という本をご存知でしょうか?
まえがき、から少し引用しますので、まずは読んでみて下さい。

(引用開始)

今も昔も人口に占めるバカの割合はそれほど変わらないと思います。
ただ、バカが圧倒的な権力をもつようになったのが現在の状況です。

自我が肥大した幼児のような大人が、
社会の第一線で大きな口を叩くようになってしまった。
今はネット環境が整っていますので、
誰でも声をあげることができるようになっている。
要するにバカが情報をはっしんするインフラが整ったのです。

こうして素人が玄人の仕事に口を出す時代がやってきました。

分をわきまえる、身の程を知る、恥を知る、一歩下がる・・・・。
わが国からこうした美徳が失われて久しい。

その一方で、マスメディアから自己啓発書まで社会一丸となって
「あなたは主人公だ」「もっと自信を持て」
「もっと大きな声をあげよ」「社会に参加せよ」と素人を煽りたて、
その気にさせている。

こうした今の時代を象徴するような人々。
それがB層です。

(引用おわり)

B層の定義は

「マスコミ報道に流されやすい比較的IQが低い人たち」です。

これは適菜収氏の造語でなく、
小泉改革のときに、広告代理店が自民党に出した企画書にあった、
A層、B層、C層、D層の分類のものです。

B層 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/B%E5%B1%A4

※「B層」というキーワードで画像検索をすれば、図が出てくるはずです。

広告代理店とは恐ろしいものですね。

縦にIQの高い低いとなっており、
B層とD層はIQが低く、A,Cは高い。
横にABが右で構造改革賛成、
左のCDが構造改革反対となっています。

このB層のマトリクス図では、IQが低いとの記述ですが、
適菜収氏の指摘を読んでいると、
"ものごとを本質論で考えられない人"をB層
としているように私は解釈しました。

菅直人氏(東工大卒)や鳩山由紀夫氏(東大卒)、
神奈川県知事の黒岩祐治氏(早稲田卒)まで取り上げ、
さらに東工大教授の橋爪大三郎氏を学力崩壊として、
容赦なく切り捨てています。

全員学力偏差値でいうなら勝ち組なのですから、
その言動に一貫性がなかったり、
そのときそのときで、衝動的に発言する人間をB層だとしています。

この「B層の研究」という本は、Amazonのレビューなどでは、
見事に評価が割れておりますが(笑)、
もし、ご興味を持って頂けたなら、
ぜひお手にとって、お読みになってみて下さい。

ご存知の方もいると思いますが、
先日、奥山さんがブログにて、陰謀論について論じていました。
適菜氏もこの本の中で、「B層陰謀論が好き」
と書いていたのが笑えました。

  • :-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

戦略論はものごとの本質論、そもそも論です。

よって、わざわざ、この「アメ通」を読んで下さっているような、
奇特な(笑)皆さんは、そもそも「B層」ではないので、
私は安心しています。

実は、この件については、私はあまり触れたくありませんでした。

今年、「アメ通」で注力している、
「プロパガンダ」について最近書いてきましたが、
この、いわゆる「B層」へのアプローチがポイントなのです。

ちょっとした情報をすぐに鵜呑みにして、
それをもとに判断をしてしまう・・・。
「そもそも論」に一旦戻って、
事の本質を見極めることをしないので、
簡単に「コントロール」されてしまいます。

  • :-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

ちなみに、先週号の『Newsweek』誌で、
いわゆる「従軍慰安婦」問題の特集がありました。
その中に、

「韓国の知識人の限界として、
 国民に冷静な言動を取るように説得することができない」

と認めている記事がありました。
読者の皆さんは、もうお分かりだと思いますが、
お隣の国は「B層」だらけ・・・というわけですね・・・。
国民をバカなままにして、バカに権利を与えて利用する。
その結果コントロールが効かなくなった例です。

そして、これは同時に、日本の姿でもあります。

人権や権利を声高に主張した日教組が、
リベラル教育を浸透させてました。
その結果、権利ばかりを主張する、
まさにモンスター化した、(モンスター)ペアレンツ。
組合員である教員が、精神的にボロボロにされ
真っ当な学校運営すらままならない・・・。

このような"ブローバック"を喰らってしまっていることも、
似たような現象と言ってよいのではないでしょうか。

  • :-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

「リアリスト」だとか、「地政学」だとか、
正直言って"小難しい"お話なので面倒ですが(笑)、
私たち「アメ通」は、「プロパガンダ」をかけられないよう、
カモられる「B層」を減らすのが目的でもあります。
情緒的な「B層」を対象とする一般的なメディアのミスリード
「見張る」という意識を持つことが必要です。

今後とも、読者の皆さんに、
色々な角度から、欧米の戦略論が中心として
物事の本質を見極める手助けになる、
そんなサービス・情報を提供したいと思っています。

「戦略」とは、あらゆる角度の「質問」を想起して、
それを考える、応えてゆくことで、構築されてゆくものだからです。

( 共同管理人 和田 )

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GHQ,マッカーサーが日本に上陸したとき、あまりに何もない
貧しい国であることに驚きました。

なぜ、日本だけが、イギリスもドイツもできなかった機動部隊をつくり
米国と太平洋上で戦争ができたのか?

それは日本人の精神や積み上がった学問だと悟ったマッカーサー
日本にある有益な図書7,000冊以上を焚書します。
指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。

そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、
アメリカ研究や資源研究の本、そして、
戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。

戦後日本では地政学は勉強できません。
大学で専攻できる学部、学科はありません。

今回、英国で学んできた地政学を奥山真司先生が
禁断の学問・地政学を復活させるつもりで、語り尽くします。
ついにやります。

「奥山真司の地政学講座」
詳しくはこちらから
http://www.realist.jp/geopolitics.html

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(編集後記)

管理人です。

今回、和田さんが「質問」というお話をされましたので、
それに関連して、少しだけ。

実は、この「アメ通」をいつもしっかり熟読されておられる、
ある読者の方から、オススメ本の情報を頂きました。

※その方は間違いなく「B層」ではないことを、
  管理人は確信しております。(笑)

その本というのは、

Amazon.co.jp
すべては「前向き質問」でうまくいく(マリリーG・アダムス)
http://goo.gl/fApB9

になります。

この本は、「戦略学」といった分野とは全く異なる、
いわゆる「ビジネス書」の範疇に入る本かと思います。
タイトルが"いかにも"ですので(笑)、
ちょっと引いてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
内容は、とても参考になるものでした。

虚心坦懐に読めば、
「質問」というもの意味合いを考える上で、
多くの示唆が得られるように、管理人は想いました。

ここだけの話ですが、
実は、管理人は「ビジネス書」や「自己啓発本
といったジャンルの本も大好きで(笑)、よく読むのですが、
そういう意味でも、この本はなかなか良いです。

いずれ、おくやまさんからも、
この「質問」という事柄について、論が展開されると思いますが、
まず、その地均しとして、このような本を手にとってみるのもよいのでは?
などと想ったりもしております。

※S様、オススメ本のご紹介、ありがとうございました。

( 管理人 )

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第二次大戦時、米国と日本は世界一と二位の宿命の対決を演じました。

結果は日本の完敗。
戦史を振り返るに洋上戦での「たら、れば」論争などもあり、
日本が米国に勝てないまで、引き分けまでには持ち込めたはずだ、
という話もあります。

その戦史を振り返った時、最終的に米国の大勝利をもたらした、
その影には、恐るべき米国の「累積戦略」があった、
ということはあまり知られていません。

日本を奈落の底に突き落とした米国の「累積戦略」を、
個人に置き換えて発想するとどうなるのか?
ということを徹底解説しました。

▼目標設定して段階的に表からアタックしていく見える戦略「順次戦略」

▼いつ結果がでるかわからないが、黙々と実行を重ねる見えない戦略「累積戦略」

この2つの戦略をどう使うべきか?

詳細は、下記URLをご覧下さい。

▼「累積戦略と順次戦略」を徹底解説!
「Cumulative & Sequential Strategy」
〜クワイエットを読み解く:引きこもりが勝利する時代〜

→ → http://www.realist.jp/cumseq.html

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あなたには、
自分が理想と考える政策がすべて一致する
そんな政治家はいるだろうか?

公明党に対する創価学会員や、
共産党に対する赤旗読者以外には、
正直なところ、なかなかいないというのが実態だろう。

自由社会である日本において、国民みんなの価値観が違う。
では、どこで判断するか?

その点は、「戦略の階層」で考えていただきたい。
自分の「戦略の階層」と近い「階層」をもつ政治家は誰か?
そしてその政治家の実行力はどうか?
その点から考えていただきたい。

→ → → http://www.realist.jp/strata.html

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